日向の農場、鳥フル疑い 15万羽処分対象 簡易検査陽性

 宮崎県は20日、日向市のブロイラー農場で高病原性鳥インフルエンザの疑いがある鶏が見つかったと発表した。県が同日実施した簡易検査で鳥インフルエンザの陽性反応を確認した。宮崎家畜保健衛生所(家保)でPCR検査を進めており、21日午前10時ごろに結果が判明する見通し。高病原性の疑似患畜と判定されれば、県は関連農場を含め飼育する約15万羽を殺処分する。高病原性であれば、県内での今季の発生は、11月20日の新富町の採卵鶏農場(16万羽)に続き、2例目となる。

© 株式会社宮崎日日新聞社