
世界ボクシング機構(WBO)は20日までに、新たにバンタム級王座を獲得した井上尚弥(大橋)をスーパー王者に認定した。13日に前王者のポール・バトラー(英国)に11回KO勝ちし、日本人初の世界主要4団体王座統一を達成していた。
WBOは、スーパー王者から階級変更の要請があった場合、新たな階級で世界ランキング1位とし、王者と一定期間に優先的に対戦できる指名挑戦権を与える。
井上はバトラー戦後に1階級上となるスーパーバンタム級への転向を明言。4階級制覇と、2階級での4団体統一への期待が懸かる。(共同)