伊集院光、インド映画『RRR』を絶賛「とにかく面白すぎる」

19日深夜放送の『伊集院光 深夜の馬鹿力』(TBSラジオ)で、タレントの伊集院光がインド映画の『RRR』を絶賛した。

番組では、伊集院が最近観に行ったという映画『RRR』の話題となり「『インド映画って言ったら、大勢出てきて。なんか急にストーリーの途中で歌いだしたり、めちゃめちゃ踊ったりとか、そんな感じじゃないの?』って思うでしょ‥そんな感じなのに面白いの」と感想を語った。

さらに伊集院は「インド映画のもう完全なお約束は入ってるし、もう痛快! 次から次へと、これでもかっていうような、ベタっていうか。もうベタ中のベタとか。『待ってました!』みたいなことがいっぱい起こるのね」と絶賛し「これをインドで観てみたい。インドってああいう映画を途中でみんなで踊るのとかOKだったり、歓声上げたりするのはOKって言うから」と本国で観てみたかったと語った。

ただ、作品に引き込まれすぎて怖いと思ったこともあるようで「なんかちょっと水を差すような話なんだけど、(映画は)イギリスが支配してて、とても差別的にインドの人たちを扱っていた頃の話で。そこから、インドの中のその主人公が立ち上がって、もう嫌な意地悪な徹底的に憎むべきイギリス人と戦うって大まかなストーリーなんですよ。両国とも関係のない日本人の僕が、映画のあまりの面白さに、『イギリス人をやっつけろ!』って思っちゃうんだよね。『インド万歳!』と思っちゃうんだよね。その国威発揚ぶりみたいのが、ちょっと途中であまりにこっちのテンションが上がっちゃうことが、僕自体は怖くなってきて」と明かした。ただ「なんかとにかく面白すぎる。で、興奮しすぎる」と面白いことには変わりがないということは強調したのだった。

なお、同作は上映時間が3時間もあるのにも関わらず、インド本国ではあった途中休憩(インターミッション)が日本ではないということで、トイレに行けないことが問題になったりもしている。

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