【速報】ogawa(オガワ)2023年 新作テント9張を取材!

こんにちは、みーこパパです。国内老舗アウトドアブランド・キャンパルジャパン ogawa(オガワ)の2023年度新製品発表会にお邪魔してきました!今回は2023年発売予定の新テント9張を一挙に紹介します!

Pileus (ピレウス)

筆者撮影

まずはこちら、Pileus ピレウス。遠くから一見するとティピー型テントですが、少しよく見ると従来に無い新しいフォルムのテントだとお気づきいただけるでしょう。

筆者撮影

アウタークロスフレームで吊り下げたテントの両翼は美しいカーブを描き、左の背面側は低く。右の前面側は出入りしやすく切り立っています。

筆者撮影

前面入口の壁面はオーバーハングの角度が付けられており、多少の雨ならタープ無しでも靴を濡らさずに置けるようになっています。

筆者撮影

フレームはテントの外ですので、テント内にセンターポールが無く広々とした室内空間。就寝人数は5人です。

背面側にも出入り口があり、こちらはトリプルファスナー付き。

筆者撮影

フライシートのカーブ部分から見えていた、左右の大型ベンチレーター。T/C素材との相乗効果で、真夏でも涼しく過ごせるようになっています。

画像出典:キャンパルジャパン株式会社

グランドシートは外して、フロア無しシェルターテントやインナーテントを外してタープとしても使用可能。マルチな使い方に対応するテントです!

画像出典:キャンパルジャパン株式会社

OwnerLodge Type78R (オーナーロッジ タイプ78R)

筆者撮影

ogawaと言えばロッジ、ロッジと言えばogawa。1983年発売のタイプ78をリニューアルした2023年の鉄骨テント新商品。オーナーロッジ タイプ78Rです。

ロッジ型テントに興味があるけどロッジシェルターではちょっと大きい、タイプ52Rには前室が無い...とお悩みだった方にはドはまり間違いなしです。

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インナーテントは5人就寝可能な200×300cmサイズが標準で付属します。前室は160×300cm、5人が過ごすリビングには少々狭いですが、荷物置きスペースには十分すぎる広さ。

このインナーテントは取り外し可能な吊り下げ式ですので、ロッジ型シェルターとしても使えます。

筆者撮影

インナーテントは左右に大きな窓があり、前後も開放できますので効率的な換気が可能。

画像出典:キャンパルジャパン株式会社

扱いやすいミドルサイズのロッジ型テントで、収納サイズもロッジシェルターよりかなり省スペース。ロッジシェルターとの連結も可能ですので、買い増しにもおすすめです!

画像出典:キャンパルジャパン株式会社

Shanty R (シャンティ R)

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続いてはShanty R(シャンティ R)。クロスフレームと幕体が美しい孤を描くテントです。かなり広めの前室があるドームテントという風情の写真ですが、このテントの魅力はそれだけにとどまりません。

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最大の特徴が、広い前室に付いた前面フラップ。ポールを入れて跳ね上げますと、ドームテントとタープを連結したようなスペースが出現!

テント本体はポール3本でのシンプルな設営で、実質テントとタープが同時に建ってしまうので設営がとても簡単です。

言うまでもなく初心者さんにおすすめですが、設営時間をできるだけ短くしてシンプルなキャンプがしたいベテラン勢にもおすすめできるテントになります。

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インナーテントは4人用で、タープスペースは4人以上入れるほど広々。タープ部分左右2本のポールは標準で付属しますが、前の2本は別売です。タープ下の有効面積をより広くしたい方は、追加でご用意頂きまして上の写真のように追加してください。

画像出典:キャンパルジャパン株式会社

ドームテントではありますが、2ルームテントに近い広さの前室をもつ、オープンタープ付きドームテント Shanty R。見た目の美しさ、機能性ともに要注目です!

画像出典:キャンパルジャパン株式会社

Twin Cresta S T/C (ツインクレスタ S T/C)

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とっても使いやすくて人気のツインクレスタに、小型T/CモデルとなるTwin Cresta S T/C(クレスタ S T/C)が登場です!

2本ポールのフロアレスシェルターという点はツインクレスタと同じで、サイズは少し小さめですのでソロやデュオキャンプ向け。

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ポールはツインクレスタと同様のY型が付属。空間を広く使える二又フレームも別途発売予定です。

筆者撮影

小型とは言えども、上の写真をごらんください。短辺側に縦向きでコットが入ります!これは素晴らしい設計。幕内レイアウトの自由度も高くなります。

荷物が多い人はソロキャンプでもパップテントでは少し窮屈になりがちですが、このぐらいの広さがあれば全てテント内にしまえて万々歳です。

画像出典:キャンパルジャパン株式会社

ツインクレスタでも設営は簡単でしたので、小型のツインクレスタS T/Cはもっと簡単。サイドウォール、4箇所のトリプルファスナー、全周スカートなど装備も万全。ソロやデュオキャンパーに、リビングと寝室を兼ねるジャストサイズです!

画像出典:キャンパルジャパン株式会社

Gloke 16 T/C (グロッケ 16 T/C)

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人気のグロッケシリーズに大型サイズが登場。床面積16平方メートル、フライシートにはT/Cを使ったGloke 16 T/C(グロッケ16 T/C)です!

大型になっても基本構造はワンポールテントですので、設営はシンプルかつ簡単。壁面は82cmの垂直立ち上がりがあって、隅まで広々と使えます。

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背面側には布で保護されたファスナーが。

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ファスナーを開くと外が見えます!ここを何に使うかは、ユーザー様ご自身の責任でお願いします。

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従来のグロッケシリーズと同様、フロアは取り外し可能でシェルターとしても使えます。出入口を大きく開くためのフレーム、ひさしのロールアップなども共通仕様です。

画像出典:キャンパルジャパン株式会社

信頼と実績の大型グロッケ。大人数キャンプやグランピングに活躍間違いなしですね!

画像出典:キャンパルジャパン株式会社

Stacy Falda(ステイシー ファルダ)

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ソロ・デュオキャンプ向け、とりわけツーリングテントとして人気のステイシーシリーズに新商品。Stacy Falda(ステイシー ファルダ)が登場します。Faldaはスペイン語で「スカート」という意味。

そうです、全周スカート付きのステイシーになります!待ちわびた冬キャンプラバーも多いのではないでしょうか。

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インナーテントやフレーム構造などは従来品のステイシーST-IIと共通ですが、サイドパネル上がメッシュにできるようになりました。

この仕様変化は、別売のスタンディングテープを使ってシェルターとして使う際にも恩恵を受けられます。

画像出典:キャンパルジャパン株式会社

暑い夏はステイシー ST-II、冷え込む季節はステイシーファルダ。ソロ・デュオキャンプ向けツーリングテントの新定番になりそうな新商品です。

画像出典:キャンパルジャパン株式会社

Inner 1522 (インナー1522)

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続きましてはInner 1522(インナー1522)。こちらは単体の小型テントではなく、インナーテント専用のT/Cドームテントです。

より大きなテントやシェルターの中に入れて使う、カンガルースタイルに対応しています。それによって暖かさの向上、プライバシーの確保といった恩恵が受けられるわけです。

画像出典:キャンパルジャパン株式会社

サイズはステイシーのインナーテントと同じ、220×150×120cm。新製品ツインクレスタS T/Cにもぴったり。ステイシーオプションのセルフスタンディングテープを併用すれば、ステイシーのインナーテントにもなります。

画像出典:キャンパルジャパン株式会社

T/C生地と4面に大型メッシュを採用し、夏は涼しく冬は暖かく。アルミフレームを採用し高強度な、インナーテントにも妥協しないogawaのカンガルースタイル対応テントです。

Pista 34 (ピスタ 34)& Pista 5 (ピスタ 5)

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最後はogawaのシンプルドームテント、ピスタの新色。ピスタ 34とピスタ 5、それぞれがサンドベージュ・ダークブラウンカラーになります。現行ogawa製品のタープやシェルターと合わせやすい色ですね。

大きめ前室、全周スカート、アルミフレームなどの仕様は従来品と特に変更ありません。

入門向け商品が多く低コストを重視するドームテントでは、ピスタのような全周スカート付きはあまり多くありません。そのためピスタシリーズは、冬キャンプを楽しむ人に根強い人気がありました。

画像出典:キャンパルジャパン株式会社

設営はベーシックなドームテントですので、いたってシンプル。タープやシェルターと合わせて寝室テントに、単体設営でシンプルにと取り回しも軽く、現代キャンプの楽しみを味わえるテントです。

商品名の34、5という数字は就寝人数(3~4名、5名)を表しています。

画像出典:キャンパルジャパン株式会社
画像出典:キャンパルジャパン株式会社

ベテランだけじゃもったいない! ogawaの新製品

「ogawaブランドは玄人向け」そんなイメージがないでしょうか。筆者も自分で実際に使ってみるまで、そんなイメージを持っておりました。

今回の新テントもですが、建てやすさや使いやすさについて老舗らしい絶妙なバランス感覚で、かなり細部まで考えて作られております。初心者が手に取ってもらっても全く問題ないどころか、むしろおすすめします。

もちろんベテランが使っても満足いくだけのスペックは備えておりますので、デビュー戦からずっと使っていただけることでしょう。

筆者撮影

待望の新テントは2023年2月より、順次発売予定です!ogawa直営店のGRAND lodge各店などで、ぜひ実物をご確認ください。

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