クリスマスソングならこれだ!鈴木おさむ×ライス・関町知弘の推しの1曲

©bayfm

火曜日の『シン・ラジオ』は文系CLUBラジオ。12月13日(火)の放送はパートナーにお笑いコンビ・ライスの関町知弘さんを迎えての放送です。

いつもの選曲ジャンケン、テーマはクリスマスソングです!

鈴木おさむ(以下、鈴木) いきなりですが私、文藝春秋創刊100周年記念号に『20160118』というタイトルで、SMAPメンバーの生放送謝罪の舞台裏をテーマにした小説を書きまして。
関町知弘(以下、関町) はい。読ませていただきました。臨場感というか、手に汗握る内容でした。テレビで見ていたんで、素人ながらどういうことなんだろうという感じがあって、その答え合わせになりました。
鈴木 9月くらいに執筆オファーを頂いていたんですけど、最初はありえないと思っていたのですが、断るのもだめだと思い、自分の整理も含めて書き始めました。中居君の病気やタッキー退所、キンプリのことなどがあって、なぜこのタイミングでという声もありましたが、このタイミングだからこそ書き上げようと思いました。つらかったですけど、かすかな希望というか、彼らに対しての感謝もあり、5人の優しさが伝えられればと。
関町 そうなんですね。
鈴木 いち芸能の話としては悲しいストーリーなんですけど、文藝春秋100周年の小説として載ることで。この件で歴史が変わったと思うし、それを残すことにしました。インスタやTwitterとかで熱い感想とかいただいて、ありがたかったです。
関町 ファンからすれば救いになっただろうなという部分もありました。
鈴木 そう言っていただけたら、僕的には良かったと思います。

さてそんな鈴木さんの新刊紹介のあとは、いよいよ選曲ジャンケンスタートです!

鈴木 クリスマスソングということで、選曲メチャクチャありますね!
関町 いや、悩みました~。あれもあるこれもあると。自分の思い出もあるし。
鈴木 やっぱりコメント気を付けないとね、関町君の場合は南房総市議会議員が目を光らせているから(笑)
関町 クリスマスはみんなものですし、(話題が)薄いとかはないですから(笑)

竹内まりや『すてきなホリデイ』

関町 最初はこの曲、もう勝ちに行きます。CMでも毎年流れてますよね。
鈴木 これは、ザ・クリスマス!
関町 イントロからワクワクします。クリスマスに徹底した曲で絶対一番最初に紹介したいと…
鈴木 それぐらいでいいんですか? その選曲理由で? 一般の方が電リクでリクエストしたような。
関町 (笑)一般の人に寄り添って、国民代表として選んだんですよ。
鈴木 あーなるほど、じゃあそのくらいで(笑)。ケンタッキー食べたくなるという声も来ていますね。
関町 夕飯作ってるのにケンタッキー行っちゃいますね。
鈴木 今日は疲れてましたけど、この曲のイントロ聞いただけでわくわくする。クリスマスというものが、家族ができると子供の目線で新たに見るようになりますね。子供がクリスマス会やるような話を聞いて、自分が経験したことを今度は離れたところで経験するってすごい面白いですよね。
関町 プレゼントもらって本当に喜んでくれてる。俺も子どもの頃こんな顔してたんだなって。
鈴木 そうだよね。思い出したけど小1の時に12段筆箱というのが流行ってて、ほしかったからサンタにプレゼントを頼んでみて。
関町 はい。
鈴木 そしたら翌朝、起きたら枕元に「人体のひみつ図鑑」ていう本が置いてあって。
関町 (爆笑)
鈴木 子供ながらに、この気持ちをどう消化していいかわからなくて……。なぜあれを置いたのか、お父さんに聞こうと思ったけどもう死んじゃってるしなあ?

スタジオからの夕景がとてもきれいです。「富士山が見えて絶景」と鈴木さん。日中は雨でしたが、思わず見とれる2人にリスナーから放送での間違いの指摘が。メッセージをみて鈴木さん、「確かにそうですね、プレゼントはお父さんではなく、サンタさんが間違えたんです。お詫びして訂正いたします」

ワム!『ラスト・クリスマス』

鈴木 私の選曲です。ベタですが、なんだかんだでクリスマスソングの中で一番好きかな~
関町 洋楽いいですね~
鈴木 洋楽というか、これもはや邦楽ですよ(笑)。そのくらい日本で大ヒット。実はこの曲に映画があるんです。恋愛ストーリーで『ラスト・クリスマス』というタイトルで。正直、曲が名曲すぎて映画はどうなの!? って思うかもしれないけど、映画もめちゃ面白い。
関町 へえ~見てみよう。
鈴木 1984年リリースで、そのころワム!は絶頂期だよね。ジョージ・マイケルは2015年に亡くなったんだけど、命日が12月25日なんですよ。だから亡くなった日に『ラスト・クリスマス』流れてるんですね。

桑田佳祐『白い恋人たち』

関町 私の第2戦目の選曲はこちらです。
鈴木 なんだよ~、これかよ~
関町 そりゃ勝ちに行きますよ(笑)。これは2001年のリリースで、この年の夏に桑田さん『波乗りジョニー』もリリースしていて。
鈴木 そうそうそう、あの曲聴いて「キターー」って思ったなあ。
関町 その曲の余韻がまだある中で、さらにこの曲を冬に出してきて「すごいな」と。その1年はすっかり桑田佳祐でした。
鈴木 そこから20年経っているというのもすごい。
関町 全然色褪せないんですよね。
鈴木 僕、この曲が流行ったときに『人にやさしく』っていうドラマの本をずっと書いてたの。忙しくてもう家から出れなくて、めっちゃいい曲なのに「外に出れない苦しみ」を思い出す。ちょっとトラウマの曲です(笑)。でもいい曲だけど!
関町 いやほんとにこの曲、改めて聞くと構成もよくて、心にグッとくる曲なので…
鈴木 おっ、曲の構成とか、語るんですか?
関町 いや詳しくは語れないですけど(笑)、素人ながらに素晴らしい曲なので。いい食材(名曲)は塩だけで美味しいですから。
鈴木 (笑)なんだかすごい逃げ方をしましたけど。確かにそうですね。

サザンオールスターズ『クリスマス・ラブ(涙のあとには白い雪が降る)』

鈴木 桑田さんをセレクトされたら、こっち(サザン)にいっちゃうよ。今桑田さんツアー中なんですね、リスナーの皆さんが教えてくれました。
関町 ああ、きましたね~
鈴木 クリスマスソングって、結構90年代がブームなんだよね。ドラマと連動して流行り始めたんですよ。またサザンにとって、実はそれまでクリスマスをイメージした曲がなかったんだよね。
関町 だいたい夏のイメージでしたからね。
鈴木 それでサザンがクリスマスソング出したのは斬新だなと思った記憶があります。

曲が流れている間、関町さんはずっと歌っていました。それを聞いて「負けを認めるように歌っていたね」と鈴木さん。「でもなんか心地よかったです。カラオケでおじさんが歌っているような感じで(笑)」名曲は誰が歌ってもいい曲ですよね!

JUDY AND MARY『クリスマス』

鈴木 クリスマスは仕事じゃないですか、舞台ではワクワク?
関町 そうですね、町並みはカップルだらけ、コンビニでサンタの格好した人がいたりと。ワクワクしますね。
鈴木 そうやって人が楽しむときに何かを届けてあげられるっていう仕事、いいじゃないですか! さて3曲目は?
関町 この曲はジュディマリで唯一のクリスマスソングです。
鈴木 ジュディマリはよく聞いていたんだけど、僕この曲知らなかった。
関町 高校の時に女子がこの曲が歌うと、3割増しになる(笑)。女子3人がカラオケで歌っているの見て、3人とも好きになりました。
鈴木 ジュディマリの曲って、女子をキュートに見せてくれるよね。

B’z『いつかのメリークリスマス』

鈴木 こちらは1992年リリースのミニアルバムに入ってるんです。アルバム中の曲だけど名曲で。
関町 やっぱ90年代なんですね。
鈴木 改めて聞くと悲しい曲で、別れた恋を思い出して、「クリスマスの日に初めて愛してることにに気付いた」ということで。僕も「好き」から「愛してる」に切り替わることを25のころに知りましたけど。関町君はないの?
関町 「愛してる」とは言ったことないかも。奥さんにも……
鈴木 じゃあ「愛してる」を感じたことがないんですね?
関町 なんかドラマや映画の言い回しのように感じてしまって。子どもにも言ったことがない。
鈴木 いい加減にしてくださいよ、あなた。じゃあもうカラオケで「アイラブユー」とか歌うのやめて。嘘じゃん!これもうラブ警察出動です。
関町 僕が愛してるって言ったらふざけてるって思われそうで……
鈴木 それにしても、この曲の歌詞にある「椅子を買って電車に乗る」って確かに大変だよね。どんなイスだったんだろう、電車が混んでたら迷惑だな。
関町 そこに座るしかないですね。

ここから後半、その後も関町さんからはDEENの『永遠をあずけてくれ』という変化球な選曲から、中山美穂『遠い街のどこかで…』、広瀬香美『dear again』、BOA『メリクリ』など定番ソングが流れました。そして関町さんは最後の選曲で山下達郎の超定番『クリスマス・イブ』で勝つ気満々!そこに対抗すべく、果たして鈴木さんが最後に選んだ曲は? そして勝敗の行方は?? 結末はradikoでチェック!

シン・ラジオ-ヒューマニスタは、かく語りき-

放送局:bayfm78

放送日時:毎週火曜 16時00分~19時00分

出演者:関町知弘、ライス

番組ホームページ
公式Twitter

人間特化型・情豊ワイド番組、2022年4月、bayfmから発進!
強い、濃い、熱い、厚い!言葉の浸透力を持った“ラウド・スピーカー”達が曜日ごとに登場、
5曜日5者5様、「ヒューマニスタ」として、それぞれの部屋に「言葉の力」で大胆にあなたを吸引。
刺さる、笑える、響く、泣ける・・・とにかく「人間」ってこんなにも素敵で、素晴らしい存在なんだ!
情に豊かな“シン=親”近感、“シン=真・芯”の感動を、ダイレクトにお届けしていきます。
今までもラジオを愛し聴いてくれるリスナーも、また、これまでラジオは聴いたことがないという人も、
全ての方々に、「ラジオって、こういうことなら・・・いよいよ本気で好きになっちゃうな」と感じさせる、
そんな新しいラジオです!

※該当回の聴取期間は終了しました。

© 株式会社radiko