
JR西日本は21日、大阪駅北側の再開発地区「うめきた」で、来年3月18日開業予定の地下新ホームの改札口に、ゲートのない顔認証改札機を設置して実証実験すると発表した。立ち止まらずに通過することができ、2025年大阪・関西万博に向け、実験結果を踏まえ他の駅を含めて導入を検討する。
JR西によると、改札機は幅約1.6メートル、高さ約2.3メートルの門型。上部に進入方向を示すディスプレーを備え付けた。従来のICカードタッチ式の改札機は1秒未満の処理が可能だが、担当者は「同等の処理スピードを目指す」としている。