「どんな子なのか興味があった」18歳未満の少女にいかがわしい行為 高校教諭(52)を懲戒免職 広島

18歳未満の少女と知りながら、現金を渡す約束をしていかがわしい行為をしたとして、10月に逮捕され、その後略式命令を受けた県立高校の教諭(52)など2人を、県教育委員会は21日付で懲戒免職処分としました。

懲戒免職になったのは県立西条農業高校の教諭(52)です。

県教委によりますと、教諭はことし8月、広島市内の宿泊施設で18歳未満の少女に現金を渡す約束をしていかがわしい行為をしたとして、児童買春の疑いで10月に警察に逮捕され、その後、罰金50万円の略式命令を受けました。

少女とはSNSを通じて知り合ったということで、教諭は県教委に対し、「どんな子なのか興味があった」などと話しているということです。

県教委は、「信用失墜行為の禁止を定めた地方公務員法に違反する」として、教諭を12月21日付で懲戒免職としました。

県教委はこのほか、6月に東広島市内の宿泊施設で18歳未満の少女に対してわいせつな行為をしたとして、県立学校の教諭(33)についても懲戒免職としました。

広島県教育委員会の松下大海教職員課長は「被害少女に大きな心の傷を負わせてしまったことについて心からお詫びします。不祥事の根絶に向けて強い決意を持って取り組みを進めてまいります」とコメントしています。

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