沖縄コロナ934人、きょう対策会議 警戒レベル見直し検討 (12月22日朝まとめ)

 沖縄県は21日、新たに934人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。確保病床数の目安となる医療フェーズについて、宮古圏域を2から3Bに引き上げ、八重山圏域を4から3Bに引き下げると報告した。
  ▼【増えた?減った?ひと目でわかる】新型コロナ最新情報
 県全体のコロナ専用の病床使用率は31.7%で、圏域別の病床使用率は、本島が34%、宮古が18.2%、八重山が19.4%となっている。
 入院中が215人おり、そのうち重症が3人、中等症が99人となっている。宿泊施設療養中は265人、自宅療養者数は4134人いる。
 新規感染者の年代別では、20代が148人と最多で、続いて30代が140人、40代が138人、10代が126人などとなっている。
 施設内感染などで県が支援に入っている社会福祉施設は47カ所で、療養者は198人いる。新たに宮古病院で計5人のクラスターも確認した。 
 県は22日に対策本部会議を開き、警戒レベルの見直しについて検討する。
(中村優希)
【関連記事】
▼救急受け入れ制限、入院調整が難しいケースも 数値では見えない負担、徐々に増加
▼コロナ警戒レベルの引き上げを議論 「小康」から「拡大初期」に 沖縄県専門家会議 
▼沖縄、ワクチン広域接種の予約率上昇 11月は83%で9月の2倍超 オミクロン対応供給で
▼第7波を超える感染拡大も…コロナとインフル同時流行に備えておくべきこと
▼子どものコロナ後遺症、沖縄県内に70人 県教委が小中高生を調査

© 株式会社琉球新報社