世界的映画監督 スーパーマン役降板などDC映画への反発に「敬意ない叫びが影響を及ぼすことない」

ジェームズ・ガン監督が、俳優ヘンリー・カヴィルのスーパーマン役降板に対する「騒々しく心ない」反発についてコメントした。『マン・オブ・スティール』に主演したヘンリーは、今年公開の『ブラックアダム』の最後にスーパーマン役でカメオ出演を果たし、同役への復帰を発表していたものの、先週には一転して降板することを明らかにしていた。

ピーター・サフランと共にDCスタジオの共同CEOであるガンは、19日のツイッターにこう投稿している。「DCスタジオの責任者としての仕事についた時、ピーターと私はオンライン上の特定の一部の人々が、少なくとも騒々しく心ないということは覚悟していた」「DCユニバースにおける我々の選択は、ストーリーや85年近く存在するDCキャラクターにとって最善だと信じていることを基にしている」

「これらの選択は素晴らしいものかもしれないし、そうでないかもしれない。しかし、それらは常にストーリーを心に留め、偽りのないハートと誠実さをもって決めたものだ」「だれも嫌がらせを受けたくないし、悪口を言われたくない。でも正直なところ、我々はこれよりかなり酷い経験をしてきている。敬意のない叫びが我々の行動に影響を及ぼすことは決してない」

また、DCの映画やテレビ番組の責任者となった後に「乱流」に直面することは分かっていたとした上で、「我々が難しく、また期待とは異なる選択をしなければならないこともあることは分かっていた。特に我々の前に厄介なことが起こっていた時には」「しかし、アーティスト、そしてDCの幅広く素晴らしい未来の創造を手助けする管理者としての我々の仕事と比べたら、それは何の意味もなさない」と続けている。

ガンは、次のスーパーマン映画では、キャラクターの若い時に焦点を当てる予定であることから、その役を演じるのがヘンリーではないことを明らかにしていた。

(BANG Media International/よろず~ニュース)

© 株式会社神戸新聞社