FTX元幹部ら訴追、米検察 破綻巡る不正関与

FTXのロゴ(ロイター=共同)

 【ニューヨーク共同】米連邦検察は21日、経営破綻した暗号資産(仮想通貨)の大手交換所FTXトレーディングを巡り、関連会社アラメダ・リサーチの元最高経営責任者(CEO)のキャロライン・エリソン氏と、FTXの元最高技術責任者のゲイリー・ワン氏を、破綻につながった不正行為に関与した疑いで訴追したと発表した。

 米メディアによると、両氏とも不正を認めているという。

 米証券取引委員会(SEC)も21日、投資家を欺く計画に2人が関与したとして、エリソン氏とワン氏を提訴したと発表した。

 創業者のサム・バンクマンフリード被告が詐欺や資金洗浄など八つの罪で起訴されている。

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