男子児童死亡事故 運転手に禁錮4年求刑 広島

今年10月安佐北区の国道で車で男子児童をはね死亡させた罪に問われている男の初公判で、男は起訴内容を認め検察側は禁錮4年を求刑しました。

起訴状によりますと被告の男(63)は今年10月、安佐北区可部の国道で車を運転中に眠気に襲われ赤信号を見落とし、キックボードに乗って横断歩道を渡っていた7歳の男の子をはね死亡させた罪に問われています。

22日の初公判で被告の男は起訴内容を認め、「罪を悔いて一生背負っていきたい」と述べました。

検察側は「眠気を感じたものの早く自宅に帰りたいとの理由から休憩しなかった」などと指摘し、禁錮4年を求刑。

一方、弁護側は「眠気止めの薬を車に積むなど一定の対策をしており、漫然と居眠り運転をした事案とは異なる」と執行猶予付きの判決を求めました。

判決は来月19日に言い渡されます。

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