広瀬すず&永瀬廉共演「夕暮れに、手をつなぐ」切なげなポスタービジュアルが公開

広瀬すずとKing & Princeの永瀬廉が初共演し、TBS系で2023年1月17日にスタートする連続ドラマ「夕暮れに、手をつなぐ」(火曜午後10:00。初回は15分拡大)のポスタービジュアルが公開された。

「夕暮れに、手をつなぐ」は、北川悦吏子氏が脚本を手掛ける、世界で一番美しい青春ラブストーリー。物語は、九州の片田舎で育った浅葱空豆(広瀬)が、幼なじみの婚約者を追って上京した先で、音楽家を目指す青年・海野音(永瀬)と運命的で衝撃的な出会いを果たすことから始まる。それっきり、もう一生会うことはないと思っていたが、なぜか2人は東京の片隅で下宿生活を送ることになる。とっくに恋に落ちているのに、なかなか恋が始まらない夢を追う2人の姿が描かれる。

公開されたビジュアルでは、背中合わせで別々の方向を見る空豆と音。一つ屋根の下で共に過ごしていたはずの空豆と音の“最後の1日”に、ばか騒ぎをした後の2人を表現している。夢への扉にたどり着いた2人が、ここからそれぞれの道へ進もうとしている姿が写し出されている。そこに至るまでに、2人にどんなストーリーがあるのか、そして、その後2人はどうなっていくのか? 20代の大人でありながら、まだ何者にもなっていない2人がお互いに夢を追いかけながら過ごす、刹那(せつな)的だが、永遠に記憶に残る美しくて切ない時間を切り取っている。

このポスターのデザインを手掛けたのは、2021年の連続ドラマ「最愛」(同系)や、大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(NHK)をはじめ、映画「マスカレード・ナイト」「東京リベンジャーズ」「キャラクター」(すべて21年)など、多くの話題作を担当してきたアートディレクターの吉良進太郎氏。撮影は、今若者から絶大な支持を得ている写真家の川島小鳥氏が行った。被写体の魅力的な表情を引き出す川島氏が、空豆と音の切ない、でも温かくて美しいラブストーリーの世界観を演出している。

キャッチコピーは「とっくに、恋に落ちていた。」。脚本の北川氏がポスターのために書き下ろしたものだ。九州のド田舎で育った野生児のようにエネルギッシュでチャーミングな空豆と、都会で育った平凡な音。2人はいつ恋に落ちていたのか? また、その恋はどのような結末を迎えるのか、期待が高まる仕上がりとなっている。ポスター撮影の様子は、今後SNSで公開される。

吉良氏は「写真の中に楽しい時間が終わっていくような切なさ、これからを期待するような希望感が混在するように、このカットの前にお二人にいっぱい遊んでもらいました! 今日が終わっていくことを一番感じてしまう夕暮れ時、そこで葛藤するキャスト2人のいいポスターが出来上がったと思います!」とコメント。

川島氏は「ポスターの撮影の時から流れていた、懐かしくて、笑いながら涙が出てしまうような温かさが、ドラマではどんなふうに展開していくのか、今からとても楽しみです。空豆と音たちの葛藤と成長に、毎週元気をもらえるはずです」と作品への期待を述べている。

ドラマを手掛ける関川友理プロデューサー、橋本芙美プロデューサーは「撮影日、広瀬すずさんと永瀬廉くんは初対面でしたが、永瀬くんの『あっち向いてホイ!』という大きな声とともに、その場の空気が一気に解け、お手玉、おんぶ、水鉄砲などなど、和気あいあいとした雰囲気で撮影が進んでいきました。広瀬さんと永瀬さんは遊んだり、ふざけたりしながら、初日にもかかわらず青春が終わる1日を過ごす空豆と音を表現してくださいました」と撮影時の様子を伝え、「そして、カメラマンの川島小鳥さんが、切なさが漂いながらどこか温かみのある写真を撮影してくださり、その写真を見て、北川悦吏子さんが『とっくに、恋に落ちていた。』というコピーを考えてくださいました」と明かしている。

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