ウクライナ世帯に寄付金 高鍋商議所女性会

寄付金を贈った高鍋商工会議所女性会のメンバーとウクライナの避難民ら

 県内での避難生活に役立ててほしいと、高鍋町・高鍋商工会議所女性会(長谷川ゆり子会長、21人)は19日、宮崎市の宿泊施設「ラグゼ一ツ葉」で、ウクライナ人2世帯に寄付金を贈った=写真(同商議所提供)。
 女性会が町内で行った募金などが原資。避難民1人当たり3千円で、「皆さんが一日も早く故郷の地へ帰れますようにお祈りいたします」とのウクライナ語のメッセージや、ヒマワリなどが描かれた絵はがきを添えている。
 長谷川会長ら3人が同施設を訪問。寄付金を受け取ったウクライナ人の夫婦と女性はとても喜んでいたという。県内には7世帯14人が避難しており、他の世帯には県国際交流協会を通じて渡される。
 長谷川会長は「たくさんの金額ではないが、直接渡すことができて良かった。一日も早く平和な状態に戻ってほしい」と話していた。

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