本格的に芸能活動をスタートさせた大物俳優の息子・市村優汰

俳優の市村正親の長男、市村優汰が先ごろ自身のツイッターを更新し、父と同じ芸能事務所「ホリプロ」に所属したことを報告した。

優汰は、《この度、『ホリプロ』に所属させていただくことになりました》と伝え、《今まで以上に活躍できるように頑張っていきますので今後とも応援よろしくお願いします》と呼びかけた。

優汰の父は2005年に女優の篠原涼子と結婚。長男の優汰は08年5月に誕生し、12年2月には次男が誕生。両親は昨年7月に離婚し、親権は父が持つことが報告されていた。

もともと、2016年と18年に父の市村正親が座長を務めた舞台「市村座」に出演。21年のミュージカル「オリバー!」で本格俳優デビューを果たし、父と共演を果たした。

21日には、事務所のインスタグラムに宣材写真がアップされ、黒い衣装でクールにポーズ。スタッフによる投稿で「#タップダンス」「#ヒップホップダンス」「#ジャズダンス」が特技と紹介され、「#歌唱」も得意であるとし、「#よろしくお願いします」のハッシュタグがつけられた。

父が特集された今月18日放送のTBS系「情熱大陸」で、優汰は10歳の弟とともに番組に出演。父の主演舞台「ミス・サイゴン」の千秋楽に駆け付け、舞台終了後に楽屋で父と会い、「すごく感動して、途中で泣いちゃった。カーテンコールでウルっときた」と感激の面持ちで感想を伝える様子が放送されていた。

「市村さんは芝居に関してはかなり厳しいことで知られているので、たとえ息子であっても、そう簡単に自分と同じ事務所に入ることにゴーサインを出さなかったはず。それにOKを出したとなれば、役者としての息子の成長ぶりをしっかり認めた証拠。今後、若手の有望株としてホリプロは全力で売り出しそうだ」(演劇業界関係者)

来年2月26日から28日、東京・日生劇場にて父が「役者生活50年の集大成!」と位置付ける舞台「市村正親ひとり芝居『市村座』」が上演されるが、優汰が事務所入り後、ここで親子初共演となりそうだ。

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