【日本の冬】12月~2月の天気・適した服装、オススメ観光スポットやアクティビティ

日本の冬は寒く、雪の降る地方も多いのですが、独特の美しさや楽しみ、そしておいしいものがたくさんあります。冬に日本を訪れる人のために、役立つ情報をまとめました。

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目次









日本の冬の気候

日本の冬とは一般的に、12月〜翌年2月の3カ月間のこと。

東京の冬の気温は、平均すると12月は昼間が12度、朝晩が5度くらいです。翌年1月に入ると、昼間は10度、朝晩は2~3度くらいに。2月は昼間が10~11度、朝晩が3度くらいになります。

冬の東京は晴れた日が多く、雨や雪が降りにくいため、空気が乾燥することが多いです。湿度が30%前後の日が続きます。

なにを着る?オススメの冬服

12月は厚手のニットなどで過ごせる場合もあります。カーディガンやコートなど、羽織るものが活躍します。

1月と2月は、冬用のコートや厚手のダウンジャケット、手袋やマフラーも必須です。風の強い日はニット帽や耳当てを使うとよいでしょう。

曇りの日や夕方以降、または外にいる時間が長い場合は、足元の防寒をしっかりとし、使い捨てカイロを持ち歩いたり貼ったりするのもオススメです。

また、屋内外では寒暖差が生じるので、着脱がスムーズで簡単に調節できる服装がよいでしょう。

日本の冬の見どころ

日本の冬といえば、なんといっても雪景色。すべてのものが積もる雪で真っ白に輝く様子は、すがすがしい感動を味わわせてくれます。

とはいえ、日本のどこでも雪景色が見られるわけではありません。じつは、東京や大阪、福岡といった都市ではほとんど雪は降りません。

一番早く雪が降り始めるのは北海道で、10月末~11月上旬には降り始めます。青森県や秋田県、岩手県のあたりでは11月上旬から中旬、山形県や宮城県、福島県では11月中旬から下旬に降り始めます。

また、新潟県、富山県、石川県、福井県、長野県といった地域でも、11月下旬から12月上旬にかけて雪が降り始め、美しい冬景色を楽しめます。

さらに、雪が積もりにくい地域であっても、山のほうでは雪景色を楽しめることがあります。たとえば、京都では町自体に雪が積もることはまれですが、「金閣寺」や「銀閣寺」、「貴船神社」は幻想的な雪景色が見られるこでも有名なスポットです。

神社仏閣(神道や仏教の建物)や庭園とのコンビネーションが美しく、毎年多くの人が訪れて日本らしい雪景色を楽しんでいます。

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日本の冬の味覚

日本の冬は、魚がおいしい季節です。ブリやタラ、マグロ、イワシ、サバなどの魚は、寒い時期に脂肪分が多くて身がしまり、うまみも栄養価も高くなります。

また、カキやタラコ、ノリといった海産物に加え、イセエビ、タラバガニなど正月にふさわしい食材も旬を迎えます。

ハクサイ、ダイコン、ホウレンソウ、レンコンなどの野菜や、リンゴ、ミカンといったフルーツも冬が旬です。冬に旬を迎える食材を、食卓においたひとつの大きな鍋で煮て皆で食べる鍋料理が、寒い日にはおいしく感じられます。

冬のイルミネーション

日本の冬のイルミネーションは、この季節ならではの風物詩の1つです。 11月下旬ごろから2月までの期間に各地で開催され、都市や公園、観光スポットなどがカラフルな光で彩られるライトアップイベントです。

東京では、東京駅周辺や銀座、有楽町、さらには恵比寿や六本木などで見られるほか、東京から1時間ほどで気軽に行くことができる「さがみ湖リゾート プレジャーフォレスト」や「あしかがフラワーパーク」などでは大規模なイルミネーションが楽しめます。

そのほか、大阪のシンボルでもある中之島では「OSAKA光のルネサンス2023」が開催されます。このイベントは毎年希望や光をテーマに掲げ、大阪の夜の街を彩ります。

また、世界的に注目を集めている「神戸ルミナリエ」は約4年ぶりに開催が決定! 壮大なスケールと迫力、唯一無二の光の演出は来場者を魅了します。

クリスマスや年末年始のシーズンにはさらに華やかになり、訪日観光客にとって魅力的な体験となることでしょう。冬に日本を訪れるなら、ぜひ各地のライトアップイベントをチェックしてみてください。

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新年のお祝い

12月になると、日本各地では新年のお祝いへの期待感が高まります。縁起の良いおせち料理や正月飾り、年賀状、お得な価格で買える福袋など、新年に向けた商品が店頭に並びます。

日本の新年にはさまざな伝統行事や過ごし方があるのをご存知ですか? 年の最後の夜に寺院で鐘をつく除夜の鐘(じょやのかね)や、元旦に神社や寺院に初めてお参りに行くことを指す初詣(はつもうで)は、日本の伝統を実際に肌で感じることができるので訪日観光客にオススメです。

さらに、新年に食べる伝統的な特別料理としておせち料理があります。具材や料理の種類は地域や家庭によって異なりますが、縁起の良い食材を使い、縁起物の形をした料理を用意することが一般的です。

また、東京では、野外やナイトクラブ、ライブハウスなどでカウントダウンパーティーやコンサートが数多く開催されます。日本で新年を迎える予定の方は、ぜひ日本の伝統的な行事に参加してみてはいかがでしょうか。

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雪景色

日本の雪景色は、心温まる体験と不思議な魅力に溢れています。雪が舞い降りる風景や雪原に広がる静寂、一面が白く輝く光景は冬にしか見られない絶景です。冬の訪日旅行で美しい雪景色を楽しみたい方にオススメのスポットをいくつか紹介します。

日本で最初に雪が降る地域、北海道は11月上旬ごろに初雪が舞います。美瑛の凍った「青い池」や「網走の流氷」は、北海道の素晴らしい冬景色のひとつです。

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青森県、秋田県、岩手県では11月中旬ごろから雪が降り始め、山形県、宮城県、福島県では11月下旬ごろから雪が降り始めます。山形の有名な温泉街である「銀山温泉」や蔵王の「スノーモンスター」など、東北の冬の観光スポットも見逃せません。

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新潟、富山、石川、福井、岐阜(高山)、長野では12月上旬から雪が降り始めます。のどかな冬景色を楽しめる「白川郷」や「高山」の温泉地。名古屋や大阪などの主要都市からも近いので高速バスなどで気軽に周遊が可能なエリアです。

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なお、雪が降りにくい地域でも、山の方へ行けば雪景色に出会えるかもしれません。とくに、京都は雪が降ることは非常にまれですが、「金閣寺」や「銀閣寺」、「貴船神社」などは冬の雪景色で有名です。

ぜひ、絶景に出会える特別なスポットで、日本ならではの冬の魅力を存分に堪能してみてください。

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ウィンタースポーツと雪祭り

日本は山が多い国なので、スキースノーボードスケートスノートレッキングなどのウィンタースポーツが充実した理想的な環境です。

白馬(長野)」や「GALA湯沢(新潟)」、「磐梯スキー場(福島)」は、東京からアクセスしやすく人気のスキー場です。

パウダースノーで数日間スキーを楽しみたい方は、北海道のニセコエリアが最適です。また、札幌近郊には6つのスキー場があり、千歳留寿都小樽近郊にも雪質の優れたゲレンデがあります。

スキーやスノーボードなどアクティビティは、早めの予約がオススメです。とくにこれからのシーズンは、混雑が予想されるため、余裕を持った計画を立てましょう。また、暖かい服装や防寒具の準備など対策を忘れずに。

日本各地で開催される雪まつりは、国内外問わず多くの観光客が集まります。なかでも、北海道の「札幌雪まつり」や「氷濤まつり」は、世界的にも有名で、美しい雪像や壮大なイルミネーションが楽しめます。

また、旭川冬まつり、おたる光の道など、東日本・北日本各地で華やかな雪まつりが開催予定です。いずれも雪と氷で作られた建物や彫像が贅沢に展示され、夜にはライトアップとともに、美しい街の魅力と素晴らしい景観が楽しめます。

それぞれのまつりではさまざまな催しが開催され、屋台で味わえる温かい郷土料理もこのイベントの魅力のひとつです。

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温泉

冬の温泉は、寒い季節を快適に過ごす方法としてだけでなく、美しい自然景色との調和が楽しめるなひとときです。

山間の温泉地には素晴らしい景色を望む露天風呂が備わっているところが多くあり、北海道の登別温泉や群馬の万座温泉、長野の野沢温泉など、雪景色を眺めながらの入浴は格別な体験ができます。

暖かな温泉と雪景色を同時に堪能できる冬の温泉旅行は、日本の文化と自然を満喫する絶好の機会です。

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おわりに

日本の冬は寒いですが、温泉、鍋料理、雪景色、年越しにまつわる行事など、冬ならではの楽しみもたくさん。防寒対策をしっかりして、出かけてみるのはいかがでしょうか。

また、お得な宿泊先を探す際は、Booking.comAgodaもチェックしてみてください。

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