デジタル社会へ実証実験 宇都宮市と下野新聞社 JR宇都宮駅西口で23日から

JR宇都宮駅西口

 栃木県宇都宮市は22日、JR宇都宮駅西口でタッチパネル式のデジタルサイネージを活用した実証実験を23日から始めると発表した。バスや観光などの情報を発信するとともに、スマートフォンのアプリと連携して市内店舗の情報をリアルタイムで発信する。

 産官学で構成する「Uスマート推進協議会」のうち、市と下野新聞社が実施する。期間は3月末まで。タッチパネルに表示される目的地を選択すれば、発車時刻が近いバスの乗り場を見ることができたり、市内の店舗で行われているタイムセールやイベントなどの情報を見られたりする。

 LINE公式アカウント「コレメッケ宇都宮」とも連携し、事前にQRコードを読み取っておけば移動しながらでもデジタルサイネージの情報の一部をスマートフォンで見られる。実証実験ではこれらの運用効果を検証し、来年度以降も継続して運用してサービスの充実を図る予定。

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