【新型コロナウイルス】新潟県が年末年始期間における無料検査所を開設

新潟県感染症対策・薬務課の昆伸二課長

新潟県は23日、年末年始期間における新型コロナウイルスの検査体制などについて発表した。

県では帰省者などへの検査体制の拡充のため新潟空港(新潟市東区)に臨時検査所を設置する。設置期間は27日から30日まで。対象者は、出発前の帰省者および旅行者で、感染不安を感じる県内在住者。また、このほかにも年末年始期間、新潟駅や長岡駅、上越妙高駅、越後湯沢駅付近の薬局などに検査会場を設置する。

また県では、24日から1月10日まで、年末年始期間中に帰省者を含む飲食、イベント、旅行などの経済社会活動を行うにあたり検査を必要とする人への無料検査も実施する。

検査場所は県内の薬局などで、詳細については下記の県ホームページを参照。対象者は、オミクロン株対応ワクチン接種未了者で、飲食、イベント、旅行などの活動に際して、陰性の検査結果を確認する必要がある無症状の人。なお、県外から新潟県へ帰省する人も含む。検査の種類は原則、抗原定性検査となる。

県では、年末年始期間中は受診可能な医療機関が限られることなどから、抗原定性検査キットの備え、市販の解熱鎮痛薬の常備、食料品や日用品の買い置きなどを呼び掛けている。

【関連サイト】
ワクチン検査パッケージ等の為のPCR検査所について(新潟県ホームページ)

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