東証反落、終値は272円安 半導体関連株に売り

東京証券取引所

 23日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は反落した。終値は前日比272円62銭安の2万6235円25銭で、10月3日以来約2カ月半ぶりの安値を付けた。前日の米国株式相場が下落した流れを受けたほか、半導体需要が減少するとの懸念から半導体関連銘柄を中心に売りが出た。

 東証株価指数(TOPIX)は10.23ポイント安の1897.94。出来高は約11億6300万株だった。

 22日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は反落した。堅調な経済指標が発表され、米連邦準備制度理事会(FRB)の金融引き締めが長期化すると懸念された。

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