上野のシャンシャン2月にお別れ 会えるのは19日まで

中国への返還日が来年2月21日に決まった、上野動物園の雌のジャイアントパンダ、シャンシャン(東京動物園協会提供)

 東京都は23日、上野動物園の雌のジャイアントパンダ、シャンシャン(5歳)の中国への返還日が、来年2月21日に決まったと発表した。1月21日以降の観覧は事前抽選制となり、最終日は2月19日。

 シャンシャンは17年6月に同園で誕生。昨年6月に生まれた双子の雄シャオシャオと雌レイレイの姉にあたる。両親が中国からの貸与のため、シャンシャンの所有権も中国にある。コロナの影響で、返還期限はこれまで4回延期されていた。

 抽選申し込みは1月6日から専用サイトで受け付け、当選者は1日最大2600人。同園は1月以降、シャンシャンの成長を写真で振り返る企画展などを実施する。

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