ケイト・ウィンスレット、「タイタニック」出演時の体型への誹謗中傷明かす 「虐待ギリギリだった」

女優のケイト・ウィンスレット(47)が、『タイタニック』のファンから「虐待ギリギリの」見た目批判したりバカにするボディシェイミングコメントを受けていたという。1997年の同大ヒット作で、自身演じるローズの体重が問題で、レオナルド・ディカプリオ演じるジャックが一緒に浮いているドアに乗り生き残ることが出来なかったなどと残酷なコメントを受けていたケイトが、当時の心境を語った。

ポッドキャスト番組『ハッピー・サッド・コンフューズド』に出演したケイトは、こう話している。

「私は太り過ぎていたそうよ。彼らはどうしてあんなに意地悪だったのかしら」

「本当に意地悪だったわ。私は太ってもいなかったのに」

また、それらの酷いコメントに対し、当時返答しなかったことを悔やんでいるという。

「返答していたらと思う。『私をこんな風に扱わないで。私は若い女性で、私の体は変わってきていて、それに慣れようとしているところ。私は深く不安定で、怯えている。これ以上大変にしないで』って言っていたと思う」

「あれはイジメで、虐待ギリギリのところだったと言える」。

アカデミー賞受賞女優であるケイトは最近、若い頃演劇学校では「太った女の子」の役をとるよう言われていたほか、女優デビューを果たした後もエージェントに「体重」に関する問い合わせがあったりなど、過去のボディシェイミングの経験を明かしていたものの、現在はその風潮が変わりつつあることに「心温まる」思いだと語っていた。

(BANG Media International/よろず~ニュース)

© 株式会社神戸新聞社