新作で最高評価の「宇都宮御弁当」 JR東日本の駅弁人気投票

初陣賞を受賞した松廼家の「駅弁発祥の地宇都宮御弁当」

 JR東日本は23日までに、管内の駅弁の人気投票「駅弁味の陣2022」の結果を発表し、本県からは松廼家(まつのや)(益子町塙、斎藤久美子(さいとうくみこ)社長)の「駅弁発祥の地宇都宮御弁当」が、今年発売された新作で最も評価の高い「初陣賞」に輝くなど、計3点が入賞した。

 今回が11回目で、1都15県の58点の中から、最高賞の「駅弁大将軍」などを決定した。公式ウェブサイト上で投票を募り、計2万1662票が寄せられた。

 「駅弁発祥の地宇都宮御弁当」(1500円)は10月に発売。とちぎ霧降高原牛やプレミアムヤシオマスなどを使用し、「栃木らしさを存分に味わえ、ぜいたくな気分」(20代女性)などの声が寄せられた。

 同社は「復刻版とりめし」(千円)が北関東で最高の評価となる「エリア賞」も受賞した。星野至紀(ほしのゆきのり)営業部長は「来年の創業130年を前に良い賞が取れた」と喜んだ。

 このほか、さとう(宇都宮市今泉新町、佐藤雅英(さとうまさひで)社長)の「とちぎまるごと弁当」(1598円)が「メモリアルイヤー賞」を獲得した。

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