【新日本】鈴木軍11年の歴史に幕!ラストにまさかのあの男が登場<12.23後楽園>

12月23日(金)に開催された新日本プロレスの後楽園ホール大会。そこで鈴木軍11年の歴史が終わった。

JRA有馬記念presents Road to TOKYO DOME
日時:2022年12月23日(金) 17:30開場 18:30開始
会場:東京・後楽園ホール
観衆:1,376人(札止め)

鈴木みのるは、今年12月14日の新日本プロレスの仙台サンプラザホールで鈴木軍の解散を宣言

宣言して10日あまりでの解散となったこの日。

この日のメインは“鈴木軍ファイナル”と銘打った、鈴木軍総出のラストマッチ。

鈴木みのる&ランス・アーチャー&エル・デスペラード&TAKAみちのくvsザック・セイバーJr.&タイチ&金丸義信&DOUKIの鈴木軍同士の8人タッグマッチが行われた。

普段では見られない顔合わせで鈴木軍のメンバー同士も激しくやり合った。

試合が中盤に差し掛かったところで鈴木は敵味方関係なく、無差別にストンピングをお見舞い。

この襲撃によって味方メンバーのTAKAとデスペラードからも一撃を喰らう。

鈴木はメンバーから総出の攻撃を噛み締めるように受け止めた。

最後はザックの放ったザックドライバーで試合に終止符を打った。

<試合結果>

▼8試合 30分1本勝負 鈴木軍ファイナル
TAKAみちのく
エル・デスペラード
ランス・アーチャー
鈴木 みのる ×
vs
DOUKI
金丸 義信
タイチ
ザック・セイバーJr. 〇
19分11秒 ザックドライバー→片エビ固め

試合後、鈴木軍メンバーがマイクを手に持ちそれぞれ思いを語った。

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<写真提供:新日本プロレス>

DOUKI「俺はこのメンバーの中で一番鈴木軍としての歴は短い。たった3年半かもしれないけど、鈴木軍にいたことで俺は成長できたと思う」

金丸「いい軍団にいて、いい酒が飲めた」

TAKA「ボス、こう呼ぶのも最後かも知れないんで言わせてください。ボス、有難うございました」

デスペラード「鈴木軍に合流するのが目的で日本に来て、結局鈴木軍で長いことやれて、ようやく成長できたと思ったらなくなっちゃって。ここからどうしようかなと思ってますけど、とりあえず今日のところは、この楽しい軍団に入れたことを、誇りに思いながら、余韻を楽しもうと思います。有難うございました」

アーチャー「鈴木サン、22年間のプロレス生活、22歳、プロレス、俺はキャリアの半分、11年間を鈴木軍として過ごしてきた。日本で戦うことができて光栄だった。だがそれ以上に俺の永遠の兄弟であるあなたと同じリングに上がることができたことが、何よりもありがたかった。有難うございます」

ザック「7年前、鈴木軍がプロレスリング・ノアに現れて俺は毎日、鈴木軍は、チョーメンドクサイって思った。でも、18カ月後、鈴木サンが俺を鈴木軍、そしてニュージャパンに招いてくれた。それは俺の人生の中で一番大きな決断となった。鈴木軍はチームじゃない。鈴木軍は家族です。有難うございました」

タイチ「俺たちはほかのユニットに比べて、これといったものを残せなかったかもしれねえ。けど、ほかのユニット、どの軍団にも絶対マネができねえことやってきた。だから、俺たちは間違いなく一番だった。あとにも先にも一番の軍団だ。鈴木軍、11年、一度も離れず、最後まで戦ってきたのは、俺とあなただけだった。11年、俺のキャリアの半分ですよ。キャリアの半分、鈴木軍、過ごしました。これからもこの11年が無駄にならぬように、あとはまたゴミみてえな人間に戻らねえように、これからもしっかりと自分の道、歩んでいこうと思います。11年、楽しかったっすよ。どうも有難うございました!」

鈴木「まあ、俺からのことは先日リング上で言わせてもらったから、みんなに対してはもうないよ。自分自身のことだけ言わせてくれ。俺は11年前この新日本にIWGPを獲るためにやってきて、鈴木軍を作った。そして、鈴木軍は今日ラストマッチを迎えた。形は変わるけど、これからも毎日IWGPを狙っていくぞ!チャンピオン、チャンピオン、そのときのチャンピオン、ヘラヘラしてるとテメー、寝首切り落としてやる。どいつもこいつも覚悟しとけ!最後は、俺たちらしく締めようぜ、なぁ。パチパチパチパチ、うるせえんだよ、このブスが!ヘラヘラ笑ってんじゃねえよ、テメーら。オメーらの思ったとおりのな、そんな未来にな、そんななるわけねえだろ!全てな、何もかも!俺達がブチ壊してやる!いいかこれが最後だ、俺たち鈴木軍、イチバ~ン!!」

ここでまさかの2019年2月に引退した飯塚高史が客席から登場。

サプライズ登場となった飯塚が揃って鈴木軍11年の歴史に幕を閉じた。

<写真提供:新日本プロレス>

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