キャサリン妃 故エリザベス女王をしのぶ 「陛下にとってクリスマスは心の拠り所でした」

イギリス王室のキャサリン妃が、クリスマスイブに開催されるキャロルサービスで故エリザベス女王を偲ぶ。事前に録画されたウエストミンスター寺院からのサービスで同妃は、女王をはじめ「私たちのもとを去ってしまった人々全て」に思いを寄せている。

今年の「ロイヤル・キャロルズ:トゥギャザー・アット・クリスマス」でキャサリン妃は、人々を結び、価値あるものを思い出させてくれるこの季節が好きだった女王について「昨年のイベントで思い出したのはクリスマスが一番好きだということです。クリスマスは人々が共に、過ぎ去った年を振り返りながら特別な時間を祝い、経験するということです」と言及。

「今年はエリザベス女王陛下がいないの初めてのクリスマスです。陛下にとってクリスマスは心の拠り所でした。皆と集まり、共感と思いやりをもって、信仰、友情、家族の重要性を思い出させてくれるものです」と続けた。

昨年初めてキャサリン妃により開催された同サービスは、24日の英テレビ局ITVで現地時間午後7時から放送予定。同妃は予告編の中で、この特別なイベントをぜひご覧くださいと語っていた。

ちなみに今年は、夫のウィリアム皇太子と長男ジョージ王子、長女シャーロット王女が同サービスに出席し、次男のルイ王子は欠席。他にもチャールズ国王、カミラ王妃、ソフィー妃、ユージェニー王女、ベアトリス王女らがゲストとして参加。更に、ウエストミンスター寺院合唱団によるクリスマスキャロルやクレイグ・デイヴィッド、サマンサ・バークス、メラニー・チズム、アルフィー・ボーのパフォーマンスも見どころとなっている。

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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