67億円超の黒字予算 日本サッカー協会評議員会

 日本サッカー協会は24日、オンラインで臨時評議員会を開いて2023年度(1月1日~12月31日)の予算を報告し、収入は約292億円、支出が約225億円で67億円超の黒字を見込んだ。事務局を置く東京都文京区の「JFAハウス」の売却益があり、22年度比100億円増となった収入は過去最大。

 日本代表が16強入りしたワールドカップ(W杯)カタール大会の賞金は22年度の決算に反映される。新型コロナウイルス対策に限定した予備費はなくなり、須原清貴専務理事は「国内事業がようやく通常の形に戻ってくる時が来たのではないか」と見通しを示した。

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