ゆるキャン△聖地!陣馬形山キャンプ場(長野)徹底レビュー!雲海と夜景を楽しめます

こんにちは、浜の小魔人です。今回は長野県にある陣馬形山キャンプ場を徹底レビューしていきます。ゆるキャン△の第10話にも登場したキャンプ場!標高1,445mの高地にあるキャンプ場からの眺めは、筆舌に尽くしがたいものでした。2021年から有料化され激混みも解消され快適になりました。

陣馬形山キャンプ場の概要&サイト紹介

筆者撮影(山頂へと続く階段)

それでは早速、長野県にある陣馬形山(じんばがたやま)キャンプ場をご紹介していきますね。

「キャンプ場の概要」「サイト詳細」「キャンプ場のルール」に分けて整理しますので、キャンプ場選びのご参考になったら嬉しいです。

キャンプ場の概要

筆者撮影

サイト紹介

筆者撮影

陣馬形山キャンプ場は、「380サンロクマル」サイト、「空−KU」サイト、「森–MORI」サイトという3つのサイトで構成されています。それぞれ違った魅力のあるサイトですので、お好みで予約しましょう。

「380サンロクマル」

筆者撮影

キャンプサイトは3段に分かれていますが、その最上段にあるのが「360サンロクマル」サイトです。名前の通り360度ぐるりと見渡せるロケーションになっていて、中央アルプスと南アルプスの両方を一望できる極上の立地です。

山の頂上部分に位置しているので遮るものがなく、日によっては風が強く注意が必要です。ゆるキャン△の中でも「りんちゃん」がテントを飛ばされそうになっていましたよねw。

「空−KU–」

筆者撮影

中段にあるサイトが「空–KU -」です。中央アルプスと伊那谷が綺麗に見えるロケーションですが、場所によっては共有施設の屋根が景色の邪魔になるので注意が必要です。
「360サイト」に比べると風は弱く感じます。

「森–MORI–」

筆者撮影

最下段にあるのがこの森サイトです。樹々に囲まれた静かなサイトとなっています。

筆者撮影

伊那谷の夜景などは見えないという情報でしたが、樹々の間からちょっと見える場所もありましたよ。
まぁ、絶景を眺めながらキャンプしたい方は360サイトの方が良いでしょうけどねw。

キャンプ場のルール

筆者撮影

キャンプ場のルールは一般的なものばかりですが、特に下記事項については厳守しましょう。

  • 音響機器の使用、他人の迷惑になる行為の禁止
  • 照明機器は20時以降最小限にする(夜景や星空鑑賞のため)
  • 点滅する照明機器の使用禁止(ガイロープにつける安全機器等も含む)
  • キャンプサイト内でのドローン禁止
  • 直火禁止(強風時には、焚き火自体が禁止になる場合もあります)
  • 防寒対策、雨対策をキチンとしてくる(晴れ予報でも山の天気は変わりやすいので準備をする)
  • ゴミはすべて持ち帰る(灰、燃えカスは灰捨て場あり)
  • 中性洗剤の使用および食器汚れを流さない
  • ペット禁止

ゆるキャン△聖地!陣馬形山キャンプ場(長野)の6つの魅力

筆者撮影

それでは、あらためて陣馬形山キャンプ場の魅力を整理しておきます。筆者は6つの魅力に整理しましたよ。

魅力その【1】中央アルプス、南アルプスの眺望

筆者撮影

360サンロクマルサイトや山頂からは、南アルプスと中央アルプスの絶景が楽しめます。空サイト、森サイトからも中央アルプスの素敵な景色をみれますよ。

魅力その【2】伊那谷の素敵な夜景

筆者撮影

伊那谷は、昼も夜も我々キャンパーの心を鷲づかみにします。画像は山頂からの撮影です。

魅力その【3】雲海(運が良ければ見られるかも知れない)

筆者撮影

筆者が訪れた時は、画像の左奥にちょっとだけ雲海が発生していました。スタッフさんによると、10月以降は雲海が出やすい季節との事でしたので、運が良ければ一面に広がる雲海に出会えるかも知れませんよ。

魅力その【4】星空鑑賞

筆者撮影

星空は、新月の頃を狙って行けば天の川などが美しい場所です。満月の頃は画像のような雲にかかった幻想的な月夜が楽しめます。

魅力その【5】夏でも涼しい1445m

筆者撮影(濃霧の陣馬形山)

筆者は10月8日にキャンプをしましたが、標高1,445mは平地よりかなり気温が下がり明け方は4〜5℃でした。(平地よりも7〜8℃低い気温です。)

夏ならかなり涼しく過ごすことができそう。ただし、山の天気は変わりやすいので、夏でも寒くなった時の対策などはしっかりして出かけましょう。

実際、チェックイン日の早朝に偵察に行った時は、濃霧で何も見えないというお天気でした。

魅力その【6】1日限定20組の落ち着いたキャンプ場

筆者撮影

陣馬形山キャンプ場は以前は無料キャンプ場で、キャンプ客で混み合っていたそうです。2021年からは、有料化され設備も綺麗に整備されました。そして、1日のキャンプ組数も制限しているので、静かな落ち着いたキャンプ場となっています。

ゆるキャン△の聖地!陣馬形山キャンプ場でのアラフィフおじさんのソロキャンプ

筆者撮影

筆者が陣馬形山キャンプ場の予約を取ったのは8月、そして実際のキャンプは10月の初旬でした。平地では秋が訪れ暑さから解放されて涼しさにホッとするいい季節。

ですが、陣馬形山キャンプ場は、平地でいうと冬の気温と同じ状態。1,445mは、平地に比べると約7〜8℃も気温が低く、筆者がキャンプをした時も最低気温は5℃ほどでした。

もちろん事前に調べて行ったので、冬用の服持参、シュラフも冬用を準備。焚き火で暖まりながら鍋をつつくスタイルで快適なキャンプを過ごせました。

筆者撮影

「森–MORI–」を利用したので、夜景を楽しむために何度も山頂まで歩きましたが、数百メートルなので「全く苦になりませんでした」。夜空もテントがない場所の方が綺麗に見えると思います。仮に「360サンロクマル」を利用していても、やはり山頂には何度も足を運んだような気がします。

因みに、筆者がキャンプした日は、月がほぼ満月の日でしたので、星空は見えませんでした。星空を見たい方は新月の日を選んで行くのが良いと思いますよ。筆者も次回は天の川を見に行こうと思っています。

筆者が実際に陣馬形山でキャンプを楽しんだ様子は、こちらの動画でチェックしてみてくださいね。

陣馬形山キャンプ場(長野)に来たら寄りたいおすすめの周辺ポイント

筆者撮影

筆者が陣馬形山キャンプ場にきた際に、実際に立ち寄ったおすすめスポットを3箇所ご紹介しますね。

ゆるキャン△巡礼:霊犬早太郎伝説の光前寺

筆者撮影

筆者はアラフィフのおじさんソロキャンパーですが、かなりミーハーな部分もありましてw、ゆるキャン△に登場していた光前寺に行ってきました。お寺さんも素敵なんですが「霊犬早太郎おみくじ」の早太郎が欲しくってネ…アハハ

しだれ桜(4月中旬〜下旬)やヒカリゴケ(4月〜10月)、紅葉(10月下旬〜11月)も有名なので、機会があれば是非楽しんでみましょう。

信州名物「ソースカツ丼」なら明治亭

筆者撮影

キャンプと同じくらい美味しいものを食べるのが好きな筆者は、信州名物「ソースカツ丼」を食べるのも忘れていませんw。有名店がいくつもあるのですが、念入りな事前調査の結果訪れた「明治亭」さんのソースカツ丼は、やはり絶品でした。

温泉を楽しむなら「こまくさの湯」

筆者撮影

キャンプの後は、焚き火の匂いや汗を落としてから帰宅の途につきたいものですよね。そんな筆者が訪れたのは「こまくさの湯」です。ゆるキャン△でも「りんちゃん」が温泉を楽しんだ場所でもあります。

長野にある陣馬形山キャンプ場は自然と向き合う絶好の場所

筆者撮影

今回は、ゆるキャン△の聖地「陣馬形山キャンプ場」をご紹介しました。標高1,445mにある自然環境の厳しいキャンプ場でしたが、キャンプの醍醐味や素敵な景色を存分に楽しめるキャンプ場でしたよ。

キャンプに来た方以外にも、山頂で「登山の方」や「東京から週末に3か月も通って絵を描いてらっしゃる方」など色々な方との出会いもありました。

冬季は厳しい気象環境から春まで一時閉鎖になりますが、また春には素敵な景色や人々がこの陣馬形山に集う事でしょう。是非一度この景色を直接ご覧いただきたいものです。(写真の100倍素敵ですよw)

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