プログラミング 「MKS」最優秀 岡山で審査会 SDGs学ぶアプリ

開発したアプリについて説明するチームMKSの(右から)口田君、坂口啓太君、章太君

 岡山県内の小学生が自作のプログラミング作品を競う「おかやまキッズプログラミングアワード2022」(山陽新聞社など主催)の審査会が25日、岡山市北区柳町の同社さん太ホールであった。最優秀賞に倉敷市立箭田小6年口田道哉君(12)と総社市立総社小5年坂口啓太君(11)、弟の同4年章太君(10)でつくるチームMKSが選ばれた。

 「みんなのみらい」をテーマに10個人と2チームが出品。地域の魅力を伝えるゲームや車のウインカーの適切な利用を促す装置といったアイデアを発表し、教育関係者らが発想や技術力を審査した。

 チームMKSは、SDGs(持続可能な開発目標)の17目標を楽しく学べるアプリを開発。各目標のアイコンを端末のカメラで撮影するとAI(人工知能)が認識、対応したゲームで遊べる仕組みで「一人一人の行動で安全安心な未来につなげたい」と説明した。

 3人は来年3月の全国大会(東京)に県代表として出場する。口田君は2020、21年大会で個人の最優秀賞も受賞している。

 他の受賞者は次の皆さん。(敬称略)

 優秀賞 岡田昭宏(倉敷・天城5年)▽両備システムズ賞 水川稜己(同・万寿東5年)▽アイデア賞 宮崎結愛(岡山・芥子山6年)

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