【RISE × SHOOT BOXING】“SBの最高傑作”海人、GLORY世界ライト級1位に苦戦も判定2-1で「15連勝」

立ち技格闘技イベント「RISE WORLD SERIES / SHOOTBOXING-KINGS 2022」は25日、東京・両国国技館で行われ、第16試合のセミファイナル「海人vs.ストーヤン・コプリヴレンスキー」は、海人が判定2ー1で勝利した。

海人は2020年8月『RIZIN.23』からキック15連勝、通算54戦49勝(21KO)6敗とした。

■ストーヤンのパワーに海人、大苦戦

那須川天心vs武尊の「THE MATCH 2022」でK-1の怪物・野杁正明を下し、8月の「RISE WORLD SERIES 2022 OSAKA.」で“スロベニアの処刑人”サモ・ペティ(スロベニア)を撃破。世界を見据えた「SB(シュートボクシング)の最高傑作」海人が、GLORY世界ライト級1位のストーヤンを下した。

序盤はストーヤンがパワーを見せ、ガードの上からハイキックや膝で海人を押し込む。第2ラウンドもストーヤンが終始重いパンチとキックでプレッシャーを掛け続けたが、海人もローキックからボディ、三日月蹴りなどのコンビネーションで応戦する。第3ラウンドもストーヤンは手を緩めず、一方の海人はローキックに活路を見い出す。勝敗は判定に委ねられ、2ー1のスプリットで海人が勝利した。

思わぬ苦戦を強いられた海人。試合後のマイクでは表情を曇らせながらも、「まだまだ強くなって、この階級でもバンバン倒していきます。世界一を目指します」と語り、リングを後にした。

文●SPREAD編集部

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