河野知事 激戦制し4選 東国原氏に2万3044票差

4選が確実になり、支援者と万歳三唱する河野俊嗣氏=25日午後11時8分、宮崎市松山2丁目の選挙事務所

 任期満了に伴う知事選は25日、投票が行われ、即日開票の結果、無所属現職の河野俊嗣氏(58)=自民党県連、立憲民主党県連、公明党推薦=が25万8646票を獲得し、4選を決めた。元職で返り咲きを期した東国原英夫氏(65)は23万5602票で、2万3044票差だった。新人で政治団体代表のスーパークレイジー君(36)=本名・西本誠氏=は7679票。現職と元職の事実上の一騎打ちとなった選挙戦は、冷え込む地域経済の活性化や3期12年の河野県政の評価などを軸に論戦が展開された。後半にかけ激しい競り合いとなる中、民意は「継続」を選択し、安定して実績を積んできた河野氏に人口減少対策など難題が山積する県政のかじ取りを託した。

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