「恐竜王国」福井の玄関口に恐竜“9頭”お目見え 全長7mのフクイティタンも、JR福井駅東口

JR福井駅の新幹線駅舎に隣接する福井市観光交流センター屋上に設置されたフクイティタンのモニュメント=12月21日、福井県福井市中央1丁目

 福井県福井市のJR福井駅新幹線駅舎の東側に隣接する市観光交流センター屋上に、フクイティタンなど大小9体の恐竜モニュメントがお目見えし12月21日、報道陣に公開された。AR(拡張現実)の映像の仕掛けもあり、新幹線の車窓から見える場所に、恐竜王国福井を発信する空間が完成した。

 北陸新幹線県内開業に向け、県と市が連携して取り組む福井駅舎周辺での恐竜空間整備の第1弾。観光案内所などが入る高さ約10メートルの同センター屋上に整備した。

 メインの2体のフクイティタンは、それぞれ全長約7メートルで、子どもを見守るように向かい合わせに設置。全長約2.5メートルのフクイベナートルは、真っ赤にゆであがった越前がにをくわえて福井の魅力をPRしている。ベンチに設置した幼体の横にはQRコードを設け、スマートフォンのカメラを向けると親恐竜の映像が流れる迫力満点の仕掛けも用意した。

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 同センターの一部供用が始まる来年10月から一般公開される。

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