秋元康が企画・原作・脚本「ダ・カーポしませんか?」で武田鉄矢、伊野尾慧ら9人が“金と命を懸けた運命ゲーム”を展開

テレビ東京系では2023年1月16日に、秋元康が企画・原作・脚本を務める完全オリジナルドラマ「ダ・カーポしませんか?」(月曜午後11:06)がスタート。武田鉄矢、Hey! Say! JUMP・伊野尾慧、マキタスポーツ、迫田孝也、平田敦子、小林涼子、長谷川百々花、杉本哲太、観月ありさによる、登場人物全員くせ者の全く先が読めないスリリングな物語が展開する。

金も運もなく、生きていくことができない状況に陥った8人の男女、そんな彼らの前に現れた謎の男・二宮辰之助(武田)。彼らの共通点は多重債務者であること。事業の失敗、ギャンブル、慰謝料…“運の悪い”彼らが集められたのは休業中のあるホテルだ。人生の一発逆転を懸けて生きるチャンスを与えられた面々が挑むのは、金と命を懸けた“くじ引き”。一体、誰が何のために? このゲームを主宰する“ミスターX”の狙いとは? 果たして、最後まで生き残り人生をやり直すのは誰だ?

本作への出演について、二宮役の武田は「“人生を懸けた運試し”がドラマのテーマとか。それも秋元先生の企画・原作・脚本の作品と聞きまして、どのような展開になるかも分かりませんと伝えられました。妙な物知り顔で演じるのではなく、手探りで依頼した人物を演じてくださいという秋元演出が、もうここから始まっていると覚悟しました。しばらく、本格的なドラマから離れておりましたので、その人物が善人か悪人か冷酷非情か清濁併呑(せいだくへいどん)の人かも分からず、運試しで演じてみようと思っております。試してみなければ、分からないのが“運”ですね」と期待を寄せる。

真澄太一役の伊野尾は「今年はグループとしても秋元さんに楽曲提供していただき、ラジオでも共演した際に、どこかでお仕事でご一緒できたらとお話していたところから、早い段階で願いがかなってうれしかったです。オリジナル脚本で先が読めないということもあり、どうなってくるのか非常にワクワクしています。正直1話の台本もどうなるのか分からないので、毎日ドキドキしています。自分の役は長生きして最終回まで無事でいてほしいなと思います。とにかく予想ができない展開に僕もワクワクしています。初回の放送が1月なので、これから撮影が始まることを考えると、われわれが内容を知るタイミングと皆さんの知るタイミングがかなり近いので、一緒に楽しめたらいいなと思います」と不安を抱きながらも、気合十分の様子。

大田原善弥役のマキタスポーツは「今回は“人生を懸けた運試し”という題材ですが、そもそも芸能界というところは人生を懸けた運試し要素が強いので、ドラマとはいえ、そこからさらにふるいにかけられるのかと思うと、勘弁してほしいですね(笑)。出演キャストを見ると『マキタにフラグが立っている』と思うでしょう。私もです。皆さんが感じるそのフラグを裏切るのか、その通りなのかは、確認していただければと思います。もしかしたら視聴者の反応いかんで展開も変わるかもしれません。そんな参加意識と責任を持って見てほしいです」とあおっている。

四門英治役の迫田は「今回の作品は“人生を懸けた運試し”がテーマらしい。運試しと語っているがそんなわけはない。そこには何かしら人間の意思が存在するはずだ。それにしても…不穏だ。しかし私には不穏な世界を生き延びた経験がある。そこを見込まれてのキャスティングだと思っている。今回演じる四門英治も、のらりくらりと危機をすり抜けて、必ずやこの不穏な世界を乗り切るだろう。もしかしたら…また太ももあたりを刺されるかもしれないが…。すべては秋元さん次第である」とコメント。

前山恵理子役の平田は「他局の話で恐縮ですが、昨年秋元康さん企画・原作の作品に初めて関わらせていただきまして、こんなにすぐ再びお話をいただくなんて驚きました。私の演じる役がこれからどうなっていくのか全く想像がつかないのですが、私、たぶんこれまで映像のお仕事で一度も命を落としたことがないんです。だから死にたくないです(笑)。せっかく出演できるのだから、なるべく長く生きていたいです(笑)。私も俳優として今後の人生が懸かっていますので、よろしくお願いします」と懇願。

三橋愛菜役の小林は「まさか、まさか…秋元先生の企画にお声掛けいただけるなんて…なんて幸運なんでしょう!! お声掛けいただけて感謝とともに、まさかここで、すべての運を使っちゃったのではないか?とヒヤヒヤです。実は、普段の私の人生は、あまり運の良い方ではないので、一話の台本を読ませていただき、ハラハラ…『死にませんように』と祈るような気持ちでページをめくりました(笑)。どこまで生き延びられるか…頑張ってみようかと思います。見守っていただければと思います」と心境を明かした。

櫻木駒希役の長谷川は「秋元先生の作品は、理由があって起こる事件などを扱っているイメージを抱いていたので、“人生を懸けた運試し”がテーマと聞いた時は、驚きました。すごく面白そうだと思いました。私が演じる櫻木駒希は私と同い年の高校生です! 16歳という年齢で今後の人生を運試しのゲームで決めなければいけないのは一見ひどいと思います。しかし、よく考えたら私のこれまでの人生もどちらに進むのか選択を迫られたこと、すべて運だったといえるのではないだろうかと思いました。駒希には運を味方につけて生き延びてほしいです。結末が予想できない面白いドラマになると思います。全身全霊で頑張ります!」と意気込む。

稲葉忠康役の杉本は「今回、秋元さん企画ということで、どんなエンターテインメントになるのだろうと、ワクワクしています。僕が演じる稲葉役は、何やら訳ありの役どころということなので、まだ結末が見えない中ですが、僕自身探りながら楽しんで演じていけたらと思っています。初共演の方も多く緊張していますが、いい意味で緊張感のあるデスゲームをお届けできると思いますので、どうぞお楽しみに!」とアピール。

南雲洋子役の観月は「秋元康先生の作品に出演してみたいとずっと思っていたので、オファーをいただいた時はとてもうれしく、自分で強運だと思いました。今作は“人生を懸けた運試し”がテーマということで、ハラハラしながらも先が読めない展開を楽しんでいただけるのではないかと思っています。私が演じさせていただく南雲洋子は華やかな外見と繊細なパーソナルな部分にギャップを持つキャラクターのように感じます。“人生を懸けた運試し”にどのように絡んでいくのか、私自身楽しみです」と声を弾ませている。

ドラマを手掛ける木下真梨子プロデューサーは「秋元先生から『洋館を舞台に命とお金を懸けた“運試し”に参加する人々を描くのはどうだろう?』とご提案をいただいた時は、一体どんなドラマになるのだろう?と思いを巡らせていました。物語の舞台は、休業中のとあるホテル。そこに集められたのは借金を抱え、人生を悲観した8人の人間。このドラマは、ただ大金を手にするために“命を懸けて”謎の人物に仕掛けられたゲームに参加するわけではありません。彼らにどんな葛藤があり、どんな本性をさらしていくのか? ずばり、見どころは“人間臭さ”です」と内容を紹介。

さらに「欲望、お金、運…本来どれも人生にかかせないものなのかもしれません。極限に追い詰められた人たちがどんな表情をするのか? 命を捨てようと思った時、人はどんな状態になるのか? 彼らには”不運を押しつけられた人たち”という言葉があります。人生は本当に運次第なのか…?を考えさせられます。そして、武田鉄矢さん演じる謎の人物の代理人・二宮が発する言葉にハッとさせられる場面が多々あります。キャストの皆さんのコメントにもあるように、果たして彼らが迎える結末がどうなっていくのか? 視聴者の皆さんと共に最後までドキドキしながら、すてきな魅力を持った9人の出演者の皆さんと頼もしいスタッフの皆さんと“人間臭さ”を追求していけたらと思っております」と見どころを伝えている。

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