
日本フードサービス協会が26日発表した11月の外食売上高(全店ベース)は、2019年の同月との比較で0.7%増となり、2カ月連続で新型コロナウイルスの流行前を上回った。外国人観光客の増加や全国旅行支援が追い風となったが、消費者の行動自粛で夜間営業は厳しい傾向が続いている。
前年同月比は8.9%増で、12カ月連続で前年を上回った。
業態別では、ファストフードが19年比で11.6%伸び、全体をけん引した。特に洋風はサッカー・ワールドカップにちなんだ期間限定メニューが好評だった。前年同月比は9.2%増。