自動車大手8社、世界生産4%減 11月、部品不足影響

国内自動車大手8社の11月の生産・販売実績

 自動車大手8社が26日発表した11月の世界生産台数は前年同月比4.3%減の210万8683台となった。部品の供給不足などの影響を受け、ホンダや日産自動車など4社がマイナスとなった。前年に比べ部品調達難の影響が和らいだトヨタ自動車など4社はプラスとなった。

 ホンダは前年同月比12.2%減の32万5996台だった。日産自動車は22.8%減となり、2カ月連続で前年実績を下回った。

 一方、トヨタは1.5%増の83万3104台となり、4カ月連続でプラスとなった。スズキは4.9%増となり、5カ月連続で前年実績を上回った。ダイハツ工業は11.0%増だった。

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