25日午後4時45分ごろ、横浜市神奈川区星野町付近の海上で「油のような物が浮いている」と、市消防局から横浜海上保安部に連絡があった。
同部によると、当初は油を確認できなかったが、26日午前7時25分ごろ、同町と同区橋本町の海上に油が約880メートル×約20メートルにわたって点在しているのを確認した。同部の巡視艇などにより防除し、同日午前10時半ごろに消滅させた。
同部が周辺を調査したところ、係留された船舶が沈みかかっており、油が流出していた。市港湾局がオイルフェンスで油の拡散を防いだ。同部は船舶の所有者や流出原因などを調べている。