秋葉復興大臣を一両日中に交代させる考え 岸田総理大臣

政治とカネをめぐる疑惑で国会で追及を浴びた秋葉復興大臣について、岸田総理大臣は一両日中に交代させる考えです。

秋葉復興大臣をめぐっては、2021年10月の衆議院選挙で秘書に違法な報酬を支払ったとされる疑惑や、次男が公選法で禁じられている秋葉大臣本人の名前が書かれたたすきを掛けて選挙活動をしていたとされる影武者疑惑が指摘されています。

野党は、年明けの通常国会でも追及する構えをみせていて26日午前、東京都内で取材に応じた岸田総理は次のように述べました。 岸田総理大臣「いろんな方がいろんな事を私のところに言ってこられます。今言えることは2023年の通常国会に向けてしっかり準備を進めていかなければならないということであり、それに尽きると思っています」

岸田総理は、政権の安定を図るため年内に決着させる考えを周辺に示していて、後任については旧統一教会との関係も考慮しつつ、検討が進められています。

秋葉復興大臣を交代させる理由について官邸関係者は、別の政治とカネの疑惑が出るリスクがあるとしたほか、これまでの秋葉大臣の答弁の不誠実さなどを挙げています。

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