卯年は智恵を司る文殊菩薩の年!文殊菩薩が本尊の寺院で初詣【奈良の初詣2023|安倍文殊院|桜井市】
大化元年(645)に創建された日本最古に属する寺院である奈良県桜井市の『安倍文殊院(あべもんじゅいん)』。本尊は「三人寄れば文殊の智恵」のことわざでも有名な文殊菩薩。この文殊菩薩は国宝でもり、高さ7メートルを誇る国内最大のもの。
国宝 騎獅文殊菩薩像
文殊菩薩といえば、智恵を司る仏様。そのご利益を授からんと、学業向上や合格祈願に参拝する受験生も多い。
安倍文殊院で毎年恒例のパンジー約8000株で描かれる「パンジー干支ジャンボ花絵」は、そんな受験生を応援するメッセージが。
あらゆる魔除の呪符として使われている「五芒星」、受験生には一足早く「合格」という文字が描かれている。
願いのこもった、見ていると元気が湧いてきそうな「パンジージャンボ干支花絵」。
安倍晴明が天文観測をしたと伝えられる展望台よりぜひ御覧あれ!
見頃は2023年4月末ごろまでとのこと。
うさぎ限定朱印(冬)
人には生まれ年の干支によって、守護してくれる「守り本尊」というものがあるが、卯年の守り本尊は文殊菩薩。
このようにうさぎと縁の深い安倍文殊院では、春夏秋冬の四季によって変化するしだれ桜、その桜を見ているうさぎが描かれた季節ごとの限定朱印があり、冬バージョンの授与期間は12月1日~2月28日。
よく見ると中央には「縁」の文字があり、これは文殊菩薩と人々の縁を表している。
12年に一度の、文殊菩薩に最も縁のある年といえる「卯年」の2023年、文殊菩薩と深い縁を結んで、ご利益を授かろう。
また、初詣期間は、「合格祈願」の受験生の参拝が特に多くなり、また新年の「魔除方位災難除け祈願」「厄除け祈願」等も含め、多くの人が集中するため、混雑を避けたお参りを心がけよう。
安倍文殊院(あべもんじゅいん)
- 住所/奈良県桜井市阿部645
- 電話/0744-43-0002
- 営業時間/<拝観時間>9:00~17:00
- 定休日/無
- 駐車場/200台(500円)