離ればなれの恋人たちが手紙につづる切ない思い 「離ればなれになっても」本編映像

12月30日より劇場公開される、イタリアで3週連続第1位を記録した映画「離ればなれになっても」の、本編映像が公開された。

16歳のパオロとジェンマは、初めて言葉を交わしたその日から恋に落ち、ずっと一緒にいられると信じていた。しかし、ジェンマはローマからナポリへ移り住むことを余儀なくされる。離ればなれとなった2人は手紙でのやりとりを約束し合うも、しばらくしてジェンマからの連絡は途絶えてしまっていた。公開された本編映像では、それでもパオロがジェンマへのいちずな気持ち手紙につづる姿と、久しぶりにジェンマがパオロへ切ない思いを込めた返事の手紙を書く姿が収められている。

また、日本限定のアザーポスターも公開された。ポスターは、パオロとジェンマにフォーカスした、初恋の相手との約10年ぶりの再会で「もう離れない」と誓う2人のシーンを切り取った「運命の再会」バージョンと、16歳の頃から知っているかつての親友同士がそれぞれの人生を歩み、40年の時を経て集い、思い思いに夜空を見つめかみしめるシーンを切り取った「40YEARS」バージョンの2種類。彼らが青春を謳歌した若かりし頃から、社会に出て、それぞれが現実に直面する中で必死に生きてきたその年月と物語が表現されたビジュアルとなっている。

「離ればなれになっても」は、「宝石(ジェンマ)」の名前の通り美しいジェンマと、彼女の初恋の相手であるパオロの2人の、16歳で出会った1982年から2022年までの作品。ベルリンの壁崩壊や9.11テロ事件など、激動の時代に翻弄され出会いと別れを繰り返す日々が、見つめるだけで息が止まった幼い恋、大人の都合で離ればなれにされた切ない時間、まさかの親友の裏切り、身を引き裂く別れ、涙の再会の思いもしなかった行方とともに描かれる。「幸せのちから」などのガブリエレ・ムッチーノが監督を務めている。

【作品情報】
離ればなれになっても
2023年12月30日(金)より TOHO シネマズ シャンテ他全国順次ロードショー
配給:ギャガ
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