第1回宮日SDGs賞 旭建設(日向)選出 土木のICT化推進

 県内で模範となるSDGs(持続可能な開発目標)活動に取り組む個人・団体を表彰する第1回宮崎日日新聞SDGs賞(宮崎日日新聞社主催)の受賞者に、旭建設(日向市)が選ばれた。
 同社はICT(情報通信技術)を活用し、離れた場所から工事現場をコントロールする遠隔臨場や無人化施工を積極的に推進。働き方改革を進め、地方の抱える人口減少、高齢化などの課題解決に取り組むことで、持続的な地方経済の維持・発展に貢献している。
 また、県内建設業全体のICT化推進をリード。土木の現場で女性活躍のための環境整備に力を入れるなど、SDGsの多様なテーマに沿った取り組みを進めている点も評価された。
 同賞は、表彰と合わせて受賞者の取り組みを本紙上で広く県民・読者へ紹介することにより、県内におけるSDGs活動の浸透に寄与することを目的に創設。本紙で紹介した取り組みから、社内外メンバーによる選考委員会が受賞者を選んだ。
 表彰式は来年1月27日午前11時から、宮崎市の宮日会館で開く。

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