正月飾りはいつからいつまで?ベストな飾る日や処分方法も解説!鏡餅や門松のルールも

【2023年12月26日更新】しめ飾りやしめ縄、門松、鏡餅などの正月飾りは「いつからいつまで飾るのべき?」「飾ってはいけない日は?」「処分の方法は?」など、実はよく理解できていないことも少なくないかもしれません。そこで今回は、正月飾りを用意するのにふさわしいタイミングや時期、正しい処分方法について詳しく紹介していきます。

正月飾りは12月28日までに飾るのが望ましい

クリスマスが終われば、あっという間にお正月。クリスマスツリーを片付けると同時に正月飾りを出すという人はいませんか? 実はそれが大正解なのです!

「鏡餅」や「門松」、「しめ飾り」などのお正月飾りは、松の内(12月13日)以降に飾るのが一般的な風習です。一方、NGとされているのは「苦」を連想させる12月29日と、「一夜飾り」となる12月31日。

そもそも正月飾りとは、歳神様をお迎えするための準備なので、神様に失礼がないように飾ることが大切です。もっともベターなタイミングは12月28日と言われており、クリスマスグッズを片付けるタイミングでお正月飾りを準備するとちょうどよさそうですね。28日の8を「鏡餅」に重ねて覚えておくと、忘れずにすみそうです。

【お正月飾りのタイミング】

12月13日(松の内)以降が一般的

12月28日が理想的

12月29日・31日は避けたい日

次は気になる「処分の時期」と「捨て方」について紹介していきます。

知っておきたい!「正月飾りの正しい処分方法」

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鏡餅は1月11日に鏡開き

鏡餅は、1月11日に鏡開きをしていただきます。松の内(1月7日)が過ぎてから鏡開きを行いますが、地方によっては松の内が1月15日までというところもあり、その土地では鏡開きは15日または20日に行われることが多いようです。

鏡餅は縁起物なので、「切る」ことを避けて、木槌や麺棒などで叩いて割るようにしましょう。年神様の力が宿った鏡餅を鏡開きによっていただくことで、その力を授けられると考えられているので、残さず全て食べるようにします。

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また、本来はお雑煮にして食べるのが最もよいとされていますが、現在は、魔除けの意味をもつ小豆を使って、お汁粉やぜんざいにして味わうことも多いようです。

正月飾りは一般的には1月7日まで

「門松」や「しめ飾り」を片付ける時期は、地域によって差がありますが、一般的には1月7日までとされています。

取り外した正月飾りは、1月15日に神社などで行われる「どんど焼き(左義長)」で焼きます。しかし、近くに神社がなかったり、仕事で行けないということもあるかもしれません。そのような際は自宅で処分することになりますが、ゴミ袋に入れて捨てるのではなく、地域ごとのごみ分別方法に則り、塩でお清めをしてからゴミとして出すと良いでしょう。捨てる際には、紙に丁寧に包んでから。

お正月の行事には、新しい一年も無病息災でいられるように神さまにお祈りするという意味があります。正月飾りの正しい作法を知って、いい年をお迎えしましょう!

【お正月飾りの処分方法】

鏡餅は1月11日に鏡開き(叩いて割るように)

「門松」や「しめ飾り」は1月7日まで

1月15日の「どんど焼き」で

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