東芝:「2022年度 省エネ大賞」 省エネルギーセンター会長賞を受賞

川崎--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 東芝デバイス&ストレージ株式会社のグループ会社である株式会社ジャパンセミコンダクター(以下、ジャパンセミコンダクター)大分事業所は、このたび、一般財団法人 省エネルギーセンターより、「2022年度(令和4年度)省エネ大賞」(後援:経済産業省)省エネルギーセンター会長賞を受賞しました。

省エネ大賞は、事業者や事業場等において実施した他者の模範となる優れた省エネの取組みや、省エネルギー性に優れた製品並びにビジネスモデルを表彰するもので、国内全体の省エネ意識の拡大、省エネ製品の普及などによる省エネ型社会の構築に寄与することを目的としています。

ジャパンセミコンダクターは、日本の半導体製造企業として、世界的に競争環境の変化が激しい中、「Made in Japan」にこだわり、50年にわたり高性能な半導体を作り続けています。すべての事業プロセスにおける環境側面について、生物多様性を含む環境への影響を評価し、環境負荷の低減、汚染の予防などに関する環境目標を設定して、全員で積極的な環境施策を展開しています。このたび、同社大分事業所は、事業所内の蒸気供給最適化による省エネ活動を評価いただき、省エネ事例部門において省エネルギーセンター会長賞を受賞しました。

ジャパンセミコンダクターは、これからも調達から製造・廃棄にいたるすべての事業プロセスにおいてライフサイクルの視点に立って環境を意識した企業経営を実践するとともに、高性能・高品質な半導体製品の提供を通じて、カーボンニュートラル実現への貢献を果たしていきます。

<取り組みテーマ: 事業所内の蒸気供給最適化による省エネ活動>
大分事業所では、車載向けアナログ半導体などを製造しており、原油換算で80,241キロリットル/年のエネルギーを使用する第一種エネルギー管理指定工場です。エネルギー使用のうち、9割強が電気であるため、これまでおもに電力使用量削減の省エネ取組みを行ってきましたが、今回、原油換算で5,689キロリットル/年を使用する都市ガスの省エネに重点的に取り組みました。
具体的には、放熱ロスの最小化のための事業所内棟間の蒸気供給系統の見直し、事業所内の蒸気の所要予測を一層精緻に行ったうえでの水管ボイラーと新設した小型貫流ボイラーの併用による運転の最大効率化、さらには蒸気供給圧力の適正化などです。
取組みの結果、都市ガス消費量を原油換算で520キロリットル/年(従来比9.1%)削減することができました。

■省エネ大賞について
(省エネルギーセンター「省エネ大賞」ウェブサイト)
https://www.eccj.or.jp/bigaward/item.html

■株式会社ジャパンセミコンダクターの概要
本社・岩手事業所所在地:岩手県北上市北工業団地6番6号
設立:2016年4月 (旧・岩手東芝エレクトロニクス(株)と旧・(株)東芝大分工場が統合)
代表者:取締役社長 川越 洋規 (かわごえ ひろき)
従業員数:約2,100名 (2022年4月末時点)
ウェブサイト:https://www.jsemicon.co.jp/index_j.htm

■同大分事業所の概要
所在地:大分県大分市大字松岡3500番地
操業:1970年7月 (旧・(株)東芝大分工場として)
所長:仮屋園 展史 (かりやぞの ひろし)

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