グルメ甲子園の出場10チーム決まる 来年2月、みなべで開催

UME-1フェスタのポスターデザイン画

 来年2月に和歌山県みなべ町で開かれる「UME―1フェスタin梅の里みなべ2023」(町など主催)のメインイベントである、高校生の梅料理コンテスト「第7回グルメ甲子園」の出場10チームが決まった。地元の南部(みなべ町)や神島(田辺市)をはじめ、県外からの常連など実力校がそろった。

 「高校生が考えるうめぇ(梅)料理」をテーマに9月1日~11月11日にメニューを募集し、近畿や周辺の県から、過去最多の14校(県内4校、県外10校)48チームの応募があった。

 フェスタ実行委員会(楠谷和弘委員長、31人)が、各チームから提出されたレシピや写真を基に、梅の使用内容・方法やPRポイント、原価など5項目で審査し、出場する10チーム(県内4チーム、県外6チーム)を選んだ。

 イベントは新型コロナのため2年連続で中止となっており、それまでの過去5回で、神島と福知山淑徳(京都府)がいずれも2回、皇學館(三重県)が1回優勝している。

 グルメ甲子園実行委員会の山本宗一郎委員長は「応募数が過去最多となり、すごくうれしい。10チームを選ぶのは難しかったが、さまざまなアイデアのメニューがそろった。来場者に喜んでもらえると思う。3年ぶりの開催で、盛り上げることができれば」と話している。

 出場10チームとそれぞれのメニューは次の通り。()内は高校名。

【県内】

 3S(南部)「梅入り3種の梅ケ枝餅(焼き餅)」▽商品開発プロジェクト・神島屋(神島)「うめぇ!揚げたい焼き~めちゃ梅パウダーVer.~」▽松・竹・梅(紀北農芸)「梅干しまるごと鶏団子スープ」▽お茶っこ4人組(和歌山信愛)「うめぇ~チャーハン漬け」

【県外】

 白梅伝(京都市・洛星)「~サムゲタン風~梅香る手羽元薬膳スープ」▽こはな(京都府福知山市・福知山淑徳)「塩梅おいしいうめぇ豚まん」▽smile伊勢ガールズ!(三重県伊勢市・皇學館)「梅ぇトマコロと梅ぇメンチカツ」▽梅小町(滋賀県草津市・綾羽)「梅チャウダー」▽ハルハル探偵団(‘ω’)ノ(兵庫県香美町・香住)「香住鯖缶と梅の炊き込みご飯・カレイの梅大葉巻天ぷら セットでお得!」▽M&M(大阪府吹田市・関西大学第一)「梅ぇたこ焼きの梅ぇスープやで!!」

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