毎週月~金曜日ゆうがた5時30分から放送している奈良テレビの「ゆうドキッ!」では「奈良にうまいもんあり!」と題して、プロの料理人に紹介してもらった美味しいお店を数珠つなぎで紹介していきます。
※この記事は12月19日(月)に放送された内容です。
近鉄奈良線新大宮駅の北口から歩いて5分の所にあるのが、「むすび処・居酒屋てん」一見、普通の居酒屋に見えますが、そのこだわりというのが…
店主・藤井紀交さん
「おむすびをメインとしたむすび居酒屋となっています。」
まずは店主の藤井さんが厳選した、その時期ならではの食材を使ったメニューを
いただくことに。
この日は、本マグロ、氷見寒ブリ、アオリイカ、サーモン、ホタテ、鯛のお造りです。氷見寒ブリからいただきます。
濃厚で甘みもあり、美味しいです!季節によっていろいろなネタを楽しめますね。そして、オススメの料理は他にも…
こちらはボリュームたっぷりのチキン南蛮です。
サクサク食感の衣と、自家製タルタルソースの相性が抜群!
お店名物のおむすびは種類も豊富。なんと30種類ほどあるそう!その中で気になった「ナミダ」と店主・藤井さんおすすめの「ちりめん山椒」のおむすびをお願いしました。ちりめん山椒からいただきます。
海苔のしっとり感とお米の柔らかさが、よく合います。中まで具沢山で美味しい!
続いてナミダをいただきます。
ツーンとした刺激に涙が…でもこれがクセになる!お米の甘さと、わさびが相まってより風味が豊かになりますね。お米は奈良県産のキヌヒカリを使用されているんだそう。
店主・藤井さん
「色々品種を選んでもらって、おむすびに合う米はこれがいいと。食べておいしいし、冷めても米の甘みが残る品種なので『キヌヒカリ』を使わせてもらっています。」
しかし、なぜ居酒屋なのに、おむすびにこだわっているのでしょうか?
店主・藤井さん
「若い子たちに、もっとお酒の場所を提供したくて(大皿などの)盛り付け1つで今の人たちは、遠慮したり、行きたくなくなったりする人が増える中で例えばお店に来たら、おむすびが食べられる。自分が頼んだおむすびなら自分で食べられる。職場の上司が若い人たちを誘いやすい場所になりたい。そういう意味を込めて、(おむすびを)メインにしていこうと始めました。」
こだわりのおむすびが人と人を結ぶ「むすび処・居酒屋てん」さん、ごちそうさまでした!
※この記事は取材当時の情報です。