相模原市立中男性教諭が強制わいせつで有罪判決 市教委は懲戒処分行わず

相模原市役所

 相模原市立中学校の男性教諭(39)が強制わいせつ罪で起訴され、横浜地裁相模原支部で有罪判決を言い渡されていたことが27日までに、関係者への取材で分かった。

 市教職員懲戒処分の指針では免職または停職に該当するが、市教育委員会は男性教諭が裁判で公訴事実を認めた後も懲戒処分を行わず、男性教諭はそのまま自動失職していた。性暴力などの問題に詳しい弁護士は「遅くとも公訴事実を認めた段階で処分すべきだった」と指摘している。

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