28日午前の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=133円台後半で取引された。
午前10時現在は前日比83銭円安ドル高の1ドル=133円70~71銭。ユーロは63銭円安ユーロ高の1ユーロ=142円07~16銭。
米長期金利が上昇し、日米の金利差拡大を意識した円売りドル買いが先行した。国内輸入企業による実需のドル買いもあった。
朝方には、日銀が19、20日に開いた金融政策決定会合での政策委員らの主要な発言が公表されたが、市場では「新味がなく相場への影響は限定的だった」(外為ブローカー)との声が聞かれた。