福井で最も遅い初霜を観測、平年より30日遅く 福井地方気象台

 福井地方気象台は12月28日、福井県福井市で初霜を観測したと発表した。平年より30日、昨年より29日遅く、観測開始以来、最も遅い記録となった。

 県内は28日朝、山沿いを中心に冷え込んだ。最低気温(同日午前9時現在)は、大野市で今季最低のー4.7度を観測したほか、坂井市三国0.4度、坂井市春江0.1度、福井市越廼3.7度、福井市ー1.0度、勝山市ー3.8度、南越前町今庄ー1.3度、敦賀市2.4度、美浜町0.2度、小浜市ー0.7度だった。これまでで最も早かった初霜の観測は1897年10月22日、最も遅かったのは2020年12月24日だった。

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 同気象台によると、28日の嶺北は曇りで夜は雨か雪、嶺南は曇りの予報。29日は、冬型の気圧配置となる見込みで、嶺北は雪か雨時々曇り、嶺南は曇りで夜は雨か雪となる所があるとしている。

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