ブレーブスがマーフィーと契約延長! 6年7300万ドル+オプション

日本時間12月28日、ブレーブスは今オフの三角トレードで獲得したばかりの正捕手ショーン・マーフィーと6年7300万ドルで契約を延長したことを発表した。2029年の球団オプション(年俸1500万ドル/バイアウトなし)が付属しており、このオプションが行使された場合、7年8800万ドルの契約となる。年俸は2023年が400万ドル、2024年が900万ドル、2025~28年の4年間はいずれも1500万ドルであることが公表されている。ブレーブスは少なくとも2028年までメジャー屈指の実力派捕手を確保することに成功した。

現在28歳のマーフィーは、2019年にアスレチックスでメジャーデビューし、3年目の2021年にゴールドグラブ賞を受賞。4年目の今季は自己最多の148試合に出場し、打率.250、18本塁打、66打点、OPS.758をマークした。ハイレベルな守備に加え、捕手としては上位の打撃力も兼ね備えており、今オフのトレード移籍が確実になった際には、複数のチームが争奪戦を展開。最終的にはブレーブスがブリュワーズを巻き込む形で三角トレードを成立させ、獲得に成功した。

ブレーブスは若手野手との長期契約を連発しており、すでにオースティン・ライリーと10年2億1200万ドル+オプション1年、マット・オルソンと8年1億6800万ドル+オプション1年、ロナルド・アクーニャJr.と8年1億ドル+オプション2年、マイケル・ハリス2世と8年7200万ドル+オプション2年、オジー・オルビーズと7年3500万ドル+オプション2年の契約を結んでいる。また、今季ハリス2世と新人王を争った右腕スペンサー・ストライダーとも6年7500万ドル+オプション1年で契約を延長した。

オプションを含めると、オルビーズは2027年、アクーニャJr.は2028年、マーフィーとストライダーは2029年、オルソンは2030年、ハリス2世は2032年、ライリーは2033年まで保有権があり、ブレーブスは今後も長期的に安定してポストシーズン争いに絡むチームとなっていきそうだ。

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