ワールドカップイヤーだった2022年も残り数日となった。
ここでは、『Soccer Bible』による「2022年の最高ユニフォーム20着」のトップ10を見てみよう。
10位 アルゼンチン代表(アウェイ)
もともと素晴らしいデザイン(炎のデザインはボーナスポイント)だったが、さらに、W杯優勝という事実も加わり、トップ10入りにふさわしいものになった。
9位 韓国代表(アウェイ)
今W杯でワイルドだったデザインのひとつ。Nikeはまたも韓国のアウェイユニで派手にやってくれた。
韓国国旗にある国のプライドと天(青)と地(赤)のバランスを表す三太極を強調したデザインだ。
8位 ドイツ代表(ホーム)
これはドイツ史上最高のホームユニフォームか?チームがグループステージで大爆死していなければそうなっていたかもしれない。
新しいadidasのパフォーマンスロゴが代表エンブレムの上にあり、黒のストライプが中央に配置されるシンプルさ。いい感じじゃない?
7位 ヴァスコ・ダ・ガマ(サード)
ヴァスコのサードユニの深みのある加工は、実際に見ないと分からない。
今季最高のユニフォームのひとつであるのは間違いなく、2つのGKユニフォームも素晴らしい。
このラグジュアリーなデザインは、ホームスタジアムへの敬意を表したもの。
サン・ジャヌアリオのタイルからインスパイアされたデザインでジャガード生地製。オフホワイトにゴールドの装飾、襟にエンブレム…これ以上説明はいらない。
6位 アヤックス(アウェイ)
adidasとアヤックスの組み合わせで悪いユニフォームになることはありえない。
サッカー界で最も安定したパートナーシップのひとつであり、今回もやってくれた。
濃紺をベースに赤と金のディティール。パンツとソックスと組み合わせるとさらにいい。
5位 ヴェネツィア(サード)
2021-22シーズンのユニフォームで高みを極めたヴェネツィアはどこに向かうのか。トップから見れば、道はひとつしかないと言う人もいるだろう(落ちるしかない)。
だが、彼らは独自の道を切り開いてみせた。
ミュンヘンを拠点とする世界的なデザインスタジオ「Bureau Borsche」の協力を得て、サッカー×ファッションの領域に踏み込んだのだ。そして、その表現として、彼らはゴールドを纏うことにした。
4位 日本代表(ホーム)
日本はカタールW杯での気骨ある絶対に諦めないパフォーマンスでカルト的に人気を得た。
そして、美しい青を基調に折り紙からインスパイアされたパターンを施したユニフォームがそれを後押しした。
2008年の時と同様に背番号とネームを黄色にする決断は誰がしたのか。脱帽だ。
3位 女子フランス代表(ホーム)
このフランスのホームユニフォームは、夏に行われた女子EUROでは断トツの出来だった。
フランスの芸術と新古典主義建築からインスピレーションを得た美しい花のモチーフが全体にあしらわれている。また、「Les Bleues」と書かれた赤いラインがサイドに入り、美しい仕上がりに。
2位 コリンチャンス(サード)
ぶっちゃけ、こんな見たことあるか!?
コパ・リベルタドーレスと日本で行われたクラブW杯で優勝した栄光の2012年から10年になることを記念した特別なデザインだ。
このユニフォーム全体で祝福されたのは後者(クラブW杯)。開催国にちなみ、日本的な要素を盛り込んだ特徴になっている。
1位 メキシコ代表(アウェイ)
2022年W杯での最大の悲劇のひとつは、このユニフォームが使われなかったこと。
adidasはメキシコのアウェイユニフォームにミシュテカ(メソアメリカの先住民)アートを施し、国民の闘志を呼び覚ました。
目を引く全体的なデザイン、襟の内側にあしらわれたケツァルコアトルの蛇体、まさに圧巻だ。
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『SoccerBible』はInstagramのフォロワー数591万人を誇るギア系サイト。日本代表がW杯で着たユニフォームは今年第4位にランクされており、かなり高い評価を得ている。