経済産業省と国土交通省は28日、導入拡大を目指す洋上風力発電の事業者の公募を始めたと発表した。秋田、新潟、長崎の計4海域が対象。発電規模は計約180万キロワットとなる。国内の大規模入札の第2弾となり、1事業者当たりの落札制限を設け、より多くの事業者が落札できるようにする。公募の受け付けは2023年6月30日まで。
4海域は「秋田県八峰町および能代市沖」と「同県男鹿市、潟上市および秋田市沖」、「新潟県村上市および胎内市沖」、「長崎県西海市江島沖」。
政府は今回の公募では、1事業者が落札できる上限を計100万キロワット程度とするなど評価基準を見直した。