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広島県世羅町の農場で、今季、県内で3例目となる鳥インフルエンザが確認され、およそ13万羽の殺処分が始まっています。
広島県によりますと、26日、世羅町にある採卵用のニワトリの農場から「1か所に7羽がかたまって死んでいる」と連絡がありました。
その後の遺伝子検査の結果、「H5亜型」の鳥インフルエンザが確認されました。
これを受け、県の職員などが、27日からおよそ12万7000羽の殺処分にあたっています。
県は、「これまで鶏肉や卵を食べることで人に感染した例は報告されていないない」と冷静な行動を呼びかけています。
今季、広島県での鳥インフルエンザは3例目です。いずれも発生は世羅町で、これまでの2例ですでに合わせておよそ30万羽のニワトリが殺処分されています。