年末年始に大雪の恐れ、5機関が共同会見、注意と備え呼び掛け、県内含む北陸地方

 県内を含む北陸地方は、年末年始にかけて再び大雪が予想されている。交通や気象の関係5機関は28日、新潟市の北陸地方整備局で共同会見を開き、今後の気象見通しについて説明、解説。また高速道路、国道、鉄道などの交通への影響に注意し、備えを呼び掛けた。
 新潟地方気象台によると、北陸地方は29日ごろ、一時的に冬型の気圧配置が強まり、寒気が流れ込むため、同日から30日にかけて雪が降りやすい見込み。その後、年明けの1月2日ごろから7日ごろを中心に冬型の気圧配置が強まり、強い寒気が南下する。そのため低温、多雪傾向になるという。
 ネクスコ東日本新潟支社は、県内で28日から1月4日までの8日間に大雪が予想され、特に1月2日ごろから降雪量が増加するとして、年末年始の交通混雑期と重なるが、外出を控える、高速道路の利用日程を変更するなど、最新の気象予測や高速道路状況を確認し、細心の注意を払うよう呼び掛けた。

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