さぎぬまSC代表が川崎市訪問 サッカーW杯日本代表に4選手輩出「大成してくれて、うれしい」

福田市長(右)と懇談し、教え子の活躍を喜んだ沢田代表=川崎市役所

 サッカーのワールドカップ(W杯)カタール大会の日本代表4選手を輩出した少年サッカーチーム「さぎぬまサッカークラブ(SC)」の沢田秀治代表(64)が28日、川崎市役所を表敬訪問した。同大会で勝利に結びつく得点を挙げたり、ゴールを死守したりする教え子の勇姿を見た沢田さんは「大成してくれて、うれしい。子どもたちの目標になる」とたたえた。

 さぎぬまSCは1979年に設立。川崎市立鷺沼小学校(宮前区)を拠点とし、W杯に出場した田中碧、三笘薫、板倉滉、権田修一の4選手もかつて在籍した。田中、三笘両選手は、W杯のスペイン戦で連携プレーから勝ち越しゴールを決めるなど活躍を見せ、ゴールキーパーの権田選手は堅守が光った。板倉選手もディフェンダーとして16強進出に貢献した。

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